Books

微隕石探索図鑑 あなたの身近の美しい宇宙のかけら

ヨン・ラーセン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422450032
ISBN 10 : 4422450034
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

著者が新しく発見した微隕石を掲載したヴィジュアルガイド。微隕石とまちがえやすい地球由来の物質の写真も多数掲載。小惑星探査機ハヤブサが持ち帰り、これからハヤブサ2が持ち帰ろうとしている「星のかけら」を身近で見つけるための「微隕石の探し方簡単マニュアル」付き。

目次 : 1 微隕石(走査電子顕微鏡画像/ 新コレクション)/ 2 地球外からやってきた小球体(アブレーション小球体/ 謎めいたコンドルール)/ 3 人間の活動に由来する小球体(1型磁性小球体/ 大型鉄小球体 ほか)/ 4 地球由来の物体(角が取れて丸くなった鉱物粒/ 磁鉄鉱 ほか)

【著者紹介】
ヨン・ラーセン : 1959年生まれ。微隕石研究家で、ギタリスト、作曲家、音楽プロデューサー、画家としても知られる。微隕石は南極や海底でしか見つからないという定説に疑問を抱き、2009年に微隕石探査プロジェクト(プロジェクト・スターダスト)を立ち上げて微隕石研究に乗り出した。世界で初めて人の多く住む場所で微隕石を発見したことが2015年2月に検証・確認され、この分野に大きなブレイクスルーをもたらした。ノルウェーのオース在住

野口高明 : 1990年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。九州大学基幹教育院教授。専門は地球外物質の鉱物科学。隕石、微隕石、探査機が持ち帰った月・彗星・小惑星の試料を研究している。近年は、太陽の化石ともいわれる彗星を起源とする微隕石を南極の雪の中から見出し、天体形成時のプロセスや太陽系を形成した物質の研究を行っている。また、小惑星イトカワの物質をはやぶさ探査機の試料カプセルから発見したメンバーの一人である

米田成一 : 1960年生まれ。東京大学大学院理学系研究科化学専門課程博士課程単位習得退学。国立科学博物館理工学研究部理化学グループ長、理学博士。専門は宇宙化学、隕石学。隕石中の微量元素存在度および同位体組成に基づく原始太陽系の形成過程・環境の研究

武井摩利 : 翻訳家。東京大学教養学部教養学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 更紗蝦

    微隕石のページは全体の約半分で、残り半分は人間活動に由来するものや地球由来のものに関するページですが、その理由は、「微隕石の研究には、隕石由来のものとそうでないものを識別し、隕石由来でないものを除外する必要があるため」だそうで、単純に眺めて楽しむビジュアル本としてだけではなく、「これから研究者になるかもしれない人」のための本となることを期待して出版されていることが伺えます。

  • ビルの屋上でも簡単に採取できる超微細な隕石の写真集。前半はノルウェーで採取された美しい隕石の写真がずらっと並ぶ。後半は人由来の微細な石(花火製作所やSLの線路等で採取されたもの)が並び、こちらのほうが分量も多く、説明も詳細なような…。鉱物の結晶と同じで目に見えないほどに小さいんだろうけど、どれもこれも美しかった。チェコの隕石モルダバイトのブレスは持ってるんだけど、それと同じく濃いめのマスカットのガラス質の色合いの微隕石が一番好き。隕鉄っぽいものもあり、玉鋼にそっくりで、確かにこれは刀打てるわ…と思った。

  • 月をみるもの

    Perfume も「星が流れて 近くに落ちたなら キミとふたりで 今から拾いに行こう」 と歌っているわけだが、実際に先日の大火球起源の隕石が発見されたらしい (https://twitter.com/dfuji1/status/1282166542205988866 )  普段夜空を流れてる流れ星のカケラも、成層圏で飛行機飛ばしたり、南極行って大量の雪を溶かしたりすると発見できるわけだが、屋根の上とか雨樋に溜まってる土の中にもこんな美しいのが存在してて、探せばちゃんと見つけられるのであった。

  • G-dark

    この石は宇宙を旅して地球にやって来たのか…!と感動する図鑑。微隕石と名付けられた石たちの写真や、電子顕微鏡による断面画像を見ていると、石なのだけれど命を感じます。あらゆる色と形状。その姿は、細胞、或いは異星人の卵のようにも見えます。もしかしたら、石のように見えるけれど、実は動き出して『寄生獣』のミギーみたいな形に変身して喋り出すのではないか? いや、もしかしたら、断面画像に写っている内部構造は、『インターステラー』のように、宇宙から地球へのメッセージが込められているのでは? という想像も掻き立てられます。

  • 四不人

    とても興味深い本。我々の周囲にはこんなに色んな種類の微粒子があるんだ。微隕石は昔、「宇宙塵」って習った気がするな。グリセリンをスライドグラスに塗って探した覚えが。それにしても、各図版にスケールが欲しい。大きさの違いがわからん。こうした微粒子の研究は色んなところで盛んになるんだろうな、海洋ナノ粒子とか。技術の進歩(というより普及と拡散か)によって新たな分野が開けつつあるってことだろう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト