ヨゼフ・アロイス・シュンペーター

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経済発展の理論 上 企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関す

ヨゼフ・アロイス・シュンペーター

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003414712
ISBN 10 : 4003414713
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1993
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • 加納恭史

    アダム・スミス著「国富論」を読み始めたが、またハイエク著「隷従への道」で自由主義の大切さを思い、マルクス主義が独裁やファシズムを生むという理論にも驚いたが、アダム・スミスの次にこの本を読んでいる。シュンペーターもアダム・スミスの自由経済のあり方にまず基本としていることが分かる。また生産と分配の分離についてはJ・S・ミルの自由主義を参考としている。まず第一章「一定条件に制約された経済の循環」。生産要素として、労働と土地を取り上げている。また需要と供給を念頭に置きつつ、生産要素の労働から賃金を検討している。

  • zoe

    とりあえず、チェックした箇所をメモ。果たして次回はどうなるか。銀行家は「購買力」という商品の生産者。そして唯一の資本家となる。誰でも「新結合を遂行する」場合のみ基本的に企業家であって、循環的に経営していくようになると企業家としての性格を喪失する。経済発展とは本質的に現存の労働用役および土地用役を他に転用することである。すなわち新結合の遂行は労働用役と土地用役を慣行用途から奪いとること。資本は購買力の基金である。

  • タケヒロ

    第2章でのシュムペーターが情熱的!「『単なる業主(経営者)』が一日の労働を辛うじて終えるのに対し、われわれの類型(起業家)はつねに余力をもって他の活動領域と同じように経済的戦場を選び、変化と冒険とまさに困難そのものとのために、経済に変化を与え、経済の中に猪突猛進する。他方では、それはとくに仕事に対する喜び、新しい創造そのものに対する喜びである。それがそれ自体独立した喜びであるか、行為に対する喜びと不可分のものであるかは問題ではない。」との言葉が熱い!

  • Francis

    10数年ぶりに再読。ケインズと並んで注目されることの多いシュンペーターの主著。新結合(革新もしくはイノベーション)が経済の均衡状態を破り、経済をダイナミックに発展させることについて考察。新結合を推進するために金融の役割や、企業家精神が重要であることが説かれる。ケインズの「一般理論」と共に読んでおきたい経済理論書。

  • 富士さん

    世に名高いイノベーション説の出典を確認するために手に取りました。でも、シュンペーターは今のイノベーションイメージとはちょっと違うんですね。技術至上主義でもなければ、経済発展至上主義でもない。単に出来事としての、それまでになかった新しいやり方程度の意味として扱っているようです。個人的には、限界効用説が労働価値説を根本から掘り崩すのを目の当たりにして、お恥ずかしながらはじめて二つの説の関係に気づき、感動しました。それ以外は通読してもいまいち何が言いたいのかピンとこない。下巻を読めばわかるのでしょうか。

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