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父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門 ブルーバックス

ヨセフ・アガシ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065368497
ISBN 10 : 4065368499
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

絶賛の声、続々!

「科学という広大な海への、魅力的な招待状。ふたりと一緒に知的冒険の旅に出かけよう」――読書猿氏(『独学大全』著者)

「実に刺激的な本。(‥)古典物理学が確立されていくステップをひとつずつ丁寧に解きほぐし、「科学の本質」を明らかにする」――(米Kirkus Review誌、書評)

「この世界をよく理解するって、どういうことだろう?」
ある日、科学史家は8歳になる息子アーロンに問いかけた。
ふたりの対話はやがて、科学の歴史を縦横無尽に駆けめぐる、
壮大な知的冒険の旅へとつながっていく――
古代ギリシアの原子論から、コペルニクスの地動説、
ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、
アインシュタインの相対性理論まで、
物理のしくみを解き明かした、驚くべき発見の物語。

【著者紹介】
ヨセフ・アガシ : 1927‐2023。現在のイスラエルに生まれる。ヘブライ大学で物理学修士、ロンドン大学で哲学博士の学位を取得。この間、著名な科学哲学者ポパーに師事する。専門は科学哲学、科学史。香港大学講師、イリノイ大学准教授、ボストン大学教授などを歴任後、ヨーク大学名誉教授、テルアビブ大学名誉教授

たちばなきいち : 1952年、東京都に生まれる。筑波大学大学院哲学・思想研究科哲学専攻博士課程単位取得満期退学。秋田大学教育文化学部教授などを経て、秋田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やいっち

    掘り出し物だった。60年近くまえの本とは思えなかった。数式もないし中高生向け…らしいが、我輩にはちょうどかも。科学は失敗と挫折と論争…あるいは突飛過ぎて無視されたり。科学者にも頑迷な常識に囚われ、新説は産みの苦しみを味わう。…科学は人間の真剣な営み。ファラディを再認識。

  • ta_chanko

    科学とは何か。科学的であるとはどういうことか。それは無謬ではないこと。反証可能性があること。ガリレイやニュートン、アインシュタインのような偉人が主張したからといって、絶対に正しいというわけではない。現在分かっている範囲内において、特定の条件のもとであれば正しいかもしれないが、新たな発見などによって前提が変わると、その正しさも崩れてしまう可能性がある。そういうことを理解し、謙虚な姿勢で世界に立ち向かうことが、科学的な姿勢だと言えるのではないか。

  • ひよピパパ

    父と子の対話形式で織り成す科学・哲学談義。「親子の対話から生まれた感動の科学入門」と銘打ってはいるが、話の展開に頭が追い付かず「感動」まで到らなかったのが正直なところ。話題が行ったり来たりし混乱するのと、訳文が子どもに語りかける文体としては適していない。見やすくするためか子であるアーロンのセリフをゴシック体にしてあるのも違和感を覚えた。科学と哲学とが密接に関わっていることが分かったが、全体としてやや残念な一書。

  • やいっち

    掘り出し物だった。60年近くまえの本とは思えなかった。数式もないし中高生向け…らしいが、我輩にはちょうどかも。科学は失敗と挫折と論争…あるいは突飛過ぎて無視されたり。科学者にも頑迷な常識に囚われ、新説は産みの苦しみを味わう。…科学は人間の真剣な営み。ライプニッツやファラディを再認識。

  • coldsurgeon

    科学的な思考を持つことは大切なことだ。科学の営みとは、定説として受容されている科学理論を正確に理解したうえで、それを批判し、修正していく試みの連続である。そして観察と矛盾しないような最良な考えを探し求める姿勢こそが、科学的思考であり、科学である。ニュートン、アインシュタイン等の理論を追えば、すべての古い理論は、新しい理論に近似している。場の統一理論は、今後、どのような形で展開されるのだろうか、未来へ心が羽ばたく。

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