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ISBN 10 : 4622097656
Content Description
20世紀後半最大のロシア詩人、ノーベル文学賞受賞者ヨシフ・ブロツキー(1940-96)の神髄をしるすエッセイ集の日本語版をここに刊行。詩の魅力と可能性を存分に語り、詩論の見本のような精緻で深遠な詩の分析を行ない、同郷のアフマトーヴァ、ツヴェターエワ、マンデリシュタームへの思いを綴り、幼年期から1972年に国外追放されるまでのソ連時代の生活を描く。格調高く瑞々しい17篇。
【著者紹介】
ヨシフ・ブロツキー : 1940‐1996。1940年、旧ソ連のレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)でユダヤ系の両親のもとに生まれる。15歳のときに学校に通うことを拒否し、職を転々としながら、独学で詩を書き始めるが、1964年、「徒食者」として逮捕され、北ロシアの僻村に流刑となる。さらに1972年には国外移住を強要され、アメリカ合衆国に亡命した。国際的評価が高まり、1987年ノーベル文学賞受賞。1991年にはアメリカ桂冠詩人に選ばれた。1996年、心臓発作のためニューヨークの自宅で没。亡命後二度とソ連・ロシアの地を踏むことはなかった
加藤光也 : 1948年生まれ。東京都立大学名誉教授。専門はイギリス文学
沼野充義 : 1954年生まれ。東京大学名誉教授。専門はスラヴ文学・現代文芸論
斉藤毅 : 1966年生まれ。大妻女子大学他講師。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専門はロシア文学・文化
前田和泉 : 東京外国語大学教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専門はロシア文学・文化
工藤順 : 1992年生まれ。ロシア語翻訳労働者。主に20世紀ロシアの作家アンドレイ・プラトーノフの翻訳紹介に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かもめ通信
読了日:2025/07/17
Kerberos
読了日:2025/08/16
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