Product Details
ISBN 10 : 4480096140
Content Description
「ショパンのスケルツォ第4番。あれはまだ飛び方を習得していない天使を描いている」―日本との関係も深い20世紀最大のピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルが、駆け出しの演出家に語った驚きの言葉のかずかず。音楽作品が描き出す物語、他の芸術分野への連想、著名な人たちの思い出などがいきいきと語られる。プルーストやシェイクスピアを引用し、フェルメールやピカソを評し、フェリーニやクロサワを讃える。天才の想像力が全開する類いまれな一冊。文庫化に際し、「八月を想う貴人」を増補。
目次 : そもそもの始まり/ 第1部 一九七九‐一九八三年(ウィーンの謝肉祭(シューマン)/ 抵抗の魂(シューベルト)/ パックの踊り(ドビュッシー)/ 人間とピアノ(ベートーヴェン)/ 私は葬儀で演奏する(サン=サーンス) ほか)/ 第2部 一九九二年のリヒテル(デルフトの眺望(ドビュッシー)/ 楽曲をめぐる五十五の断想)/ 八月を想う貴人―キエフでの一日
【著者紹介】
ユーリー・ボリソフ : 1956‐2007。キエフ生まれのロシアの演出家・映画監督。名優オレク・ボリソフの息子。レニングラード音楽院に学び、モスクワ室内歌劇場等でオペラ・演劇の演出多数。オペラの台本も手がけた
宮沢淳一 : 1963年生まれ。青山学院大学総合文化政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kan
読了日:2018/10/31
Historian
読了日:2014/08/22
shin1ro
読了日:2014/05/05
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