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真説 毛沢東 上 誰も知らなかった実像 講談社+α文庫

ユン・チアン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062816588
ISBN 10 : 406281658X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

毛沢東(1893‐1976)―世界人口の4分の1を占める中国人民を数十年にわたって絶対的に支配し、20世紀指導者の誰よりも多い7000万有余という数の国民を平時において死に追いやった人物―は、小作農の息子として生まれた。長年にわたる調査と関係者への取材で、次々と明らかになっていく驚くべき新事実。『ワイルド・スワン』の著者が、まったく新しい毛沢東像を描き出す。圧倒的歴史巨編、ついに文庫化!

目次 : 第1部 信念のあやふやな男(故郷韶山を出る―一八九三〜一九一一年 毛沢東誕生〜一七歳/ 共産党員となる―一九一一〜二〇年 毛沢東一七〜二六歳 ほか)/ 第2部 党の覇権をめざして(紅軍を乗っ取り、土匪を平らげる―一九二七〜二八年 毛沢東三三〜三四歳/ 朱徳を押さえこむ―一九二八〜三〇年 毛沢東三四〜三六歳 ほか)/ 第3部 権力基盤を築く(劉志丹の死―一九三五〜三六年 毛沢東四一〜四二歳/ 西安事件―一九三五〜三六年 毛沢東四一〜四二歳 ほか)/ 第4部 中国の覇者へ(「革命的阿片戦争」―一九三七〜四五年 毛沢東四三〜五一歳/ ソ連軍がやってくる!―一九四五〜四六年 毛沢東五一〜五二歳 ほか)

【著者紹介】
ユンチアン : 1952年、中華人民共和国四川省生まれ。文化大革命が吹き荒れた1960年代、14歳で紅衛兵を経験後、農村に下放されて農民として働く。以後は「はだしの医者」、鋳造工、電気工を経て四川大学英文科の学生となり、苦学ののちに講師となる。1982年、ヨーク大学で博士号を取得。一族の人生を克明に描くことで激動期の中国を活写した『ワイルド・スワン』など、彼女の著書は世界40ヵ国で翻訳され、累計1500万部の大ベストセラーになっている

ジョン・ハリデイ : ロンドン大学キングス・カレッジの前上級客員特別研究員

土屋京子 : 翻訳家。東京大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 勝浩1958

    毛沢東は狂人か人非人としか言いようがない。27年間の支配下において処刑されたり強制収容所で非業の死をとげた人々の数は2700万人に達したという。恐怖政治によってしか党や人民を掌握できなかったのだから、政治家としては無能であったのだ。毛沢東の時代は今の時代よりも貧富の差が少なく、人びとは平等に扱われていたからという理由で、貧しい人びとは毛沢東を再評価しているようだ。中国の人びとは絶対に真実を知ることができないのだ。なんという不幸なことか。天安門事件も隠蔽されている。と言いながら、日本は大丈夫か?

  • 伊藤チコ@革命的cinema同盟

    どこまでが史実なのかが怪しくなるほどの毛沢東を攻撃。前に読んだ「毛沢東―日本軍と共謀した男―」をはるかに上回る。まだ上だけだけど、とにかく本作の毛沢東はクソ野郎すぎる。胸糞悪くなるほどの描写。逆に作者の主観が入り過ぎているんじゃないかと思ってしまうくらいの描写力。私も良心的だと思っていた周恩来や劉少奇がクソ野郎すぎて。。。分厚さも相まって体調崩しそう。中国共産党も農民から奪うわ殺すわでもうどうしようもない。イナゴの様に現れ食いつくしていく。仮に史実だとして、これで国共内戦勝てるの?

  • おおとろ

    ☆☆☆☆☆

  • うたまる

    「人民が死ぬことは問題ではない。むしろ祝うべきことである」……人類史上最悪の暴君、毛沢東の評伝。建国の英雄の功績とはどの国でも切所での英断と勝利に彩られているものだ。しかし、その例に収まらないのが毛沢東という幸運者。彼はその生涯を通じて、敵味方を問わず脅し、殺し、破壊することしかしていない。それなのに覇権を掴めたのは、彼自身の資質というより周囲の思惑の微妙な作用。狡猾なソ連、軽率なアメリカ、単純な日本、拙劣な国民党、従順な人民。これらが相俟って毛沢東を押し上げた。20世紀の中国は魔に魅入られていたようだ。

  • dragon

    絶対的専制政治体制であるということ。ソ連、米国、国民党との駆け引きも凄まじい。プロパガンダに騙される、見極めることが必要な時に見極められないという現代の様々な場面に対する警告でもある。

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