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ISBN 10 : 4000613960
Content Description
言語と知性の多様性を唱え、比較人間論を構想したヴィルヘルム・フォン・フンボルト。彼の言語哲学が、ライプニッツ、ヴィーコ、ヘーゲル、デリダ等と織りなすドイツ人文主義の諸伝統を、壮大な思想史として描き出す。
目次 : 第1章 「恣意的記号からかけ離れたもの」―ダンテからフンボルトまでのヨーロッパ言語記号論/ 第2章 思考の形成器官―フンボルト言語思想の基本的特徴/ 第3章 知性の多様性―人間学と言語学/ 第4章 言語学の内的概念―フンボルトとライプニッツ/ 第5章 境界線の彼岸―言語の起源/ 第6章 新たな言語の成立―ロマンス諸語の誕生/ 第7章 ヴィーコとフンボルトにおける想像力と言語/ 第8章 聴取と応答―一八〇〇年前後のドイツ言語哲学における耳から声への移行/ 第9章 フンボルトのグラマトロジー―言語の本性への斬新な洞察/ 第10章 思慮なき体系―プロイセンの巨艦「フンボルト」、その格納と暴露
【著者紹介】
ユルゲン・トラバント : 1942年生まれ。1969年学位取得。ベルリン自由大学ロマンス言語学名誉教授。ロマンス言語学、記号論、言語思想史
村井則夫 : 1962年生まれ。中央大学文学部教授。哲学、思想史
齋藤元紀 : 1968年生まれ。高千穂大学人間科学部教授。哲学、倫理学
伊藤敦広 : 1987年生まれ。作新学院大学女子短期大学部准教授。教育哲学、教育思想史
梅田孝太 : 1980年生まれ。上智大学ほか兼任講師。哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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