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世界をリードした脳神経外科医juhaの素顔 静かな成功の連続が失敗を洗い流す

ユハヘルネスニエミ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774519968
ISBN 10 : 4774519960
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

"本書はフィンランドで出版された書籍の翻訳書です。
ユハ・ヘルネスニエミ教授(Juha Hernesniemi)が、多くの挫折を経て、世界で最も著名な脳神経外科医となるまでが記されています。

脳神経外科医は、常にベストを尽くすことが求められます。
たとえばピアニストにとって、ミスタッチは演奏の一瞬に過ぎません。
しかし脳神経外科医のミスは、患者とその家族の人生を狂わすことになります。

ある分野において世界一になるには、ときには大きな代償を払わなければならないこともあります。
本書は、ユハ教授が到達するために必要とした粘り強さ、決意、意欲、献身、努力、犠牲についての物語です。
手術件数16,500以上という症例を通して、成功と失敗、喜びと悲しみ、不安など、患者さんやそのご家族と分かち合ってきた経験をありのままに、そして誠実に綴っています。

医療従事者だけでなく、情熱をもって仕事に取り組むビジネスパーソンにも、手に取っていただきたい一冊です。"

【著者紹介】
ユハヘルネスニエミ : ヘルシンキ大学脳神経外科名誉教授・脳神経外科医。1947年フィンランド生まれ。1973年チューリッヒ大学医学部卒業後、スイス、フィンランド、アメリカで医師免許取得。1979年博士号取得。1997年ヘルシンキ大学脳神経外科部長。1998年ヘルシンキ大学脳神経外科教授。脳血管疾患、特に脳動脈瘤と脳動静脈奇形の手術を専門にし、生涯で16,500例以上の脳神経外科手術を行う。この領域において、多くの論文を発表し、広く引用されている。2023年ヘルシンキで75歳の生涯を閉じる

加藤庸子 : 藤田医科大学ばんたね病院統括副院長/脳神経外科教授/脳血管ストロークセンターセンター長。愛知医科大学医学部卒業。日本意識障害学会理事長、WFNS Foundation理事、WFNS International Initiative Coordinate committee委員長、ACNS(アジア脳神経外科学会)会長、ISMINS会長、AJNS編集長、日本脳神経外科救急学会常務理事、日本認知症学会理事、日本脳神経救急学会副理事長、日本脳神経外科救急学会常務理事、日本性差医学・医療学会理事(2013年〜)など。専門:くも膜下出血、脳動脈瘤、脳動静脈奇形

川島明次 : 聖路加国際病院脳神経外科部長・医学博士。1968年神奈川県生まれ。1994年日本医科大学卒業。同年東京女子医科大学脳神経外科入局。2001年医学博士取得。東京女子医科大学脳神経外科医局長、シャリテ大学脳神経外科(ドイツ、ベルリン)留学、東京女子医科大学八千代医療センター脳神経外科科長、同准教授を経て、2023年より聖路加国際病院脳神経外科部長。脳神経外科手術をこれまで4000件以上行っており、特に脳血管バイパス術:1400件、脳動脈瘤手術:1100件、などの経験がある。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中の外科学会技術指導医技術認定委員、日本脳卒中学会専門医・指導医、日本救急医学会専門医、日本小児神経外科学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    脳神経外科の世界的権威ヘルシンキのユハ・ヘルネスニエミの自伝。ヘルシンキ大学中央病院を68歳で退職し、中国河南省人民病院で勤務し、コロナ禍で回顧録を書き始めた。2022年本書を上梓し、2023年76歳で亡くなられた。それにしても脳神経外科医の仕事はなんて過酷なのだろう。彼の恩師ヤサーギル教授のアドバイスは「苦しみ、深い苦しみ」であった。米川、杉田、鈴木と日本の著名な脳神経外科医との交流もあった。先日亡くなった福島孝徳氏のように、死ぬまで手術をして人生を全うした。もうこんな経験豊富な外科医は現れないだろう。

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