ユッシ・エーズラ・オールスン

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特捜部q -知りすぎたマルコ-上 ハヤカワ・ミステリ文庫

ユッシ・エーズラ・オールスン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151794575
ISBN 10 : 4151794573
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

犯罪集団によって物乞いやスリをさせられてきた少年マルコ。組織から脱走を図った彼は、逃げ込んだ先で腐乱した男を発見する。その死体には、巨悪の思惑が絡み合う国際的な陰謀が隠されていた。一方、カール警部補が率いる特捜部Q。未解決の変死事件を調査していた助手のアサドとローセたちは、ある外務官僚の失踪に疑いを抱くが…。個性溢れるキャラクターたちが大人気、これぞ世界レベルの警察小説。シリーズ第五弾。

【著者紹介】
ユッシ・エーズラ・オールスン : 1950年、コペンハーゲン生まれ。10代後半から薬学や映画製作などを学び、出版業界などで働く。1985年からはコミックやコメディの研究書を執筆。その後フィクションに転じ、シリーズ第1作『特捜部Q―檻の中の女』(2007年)がベストセラーとなった。シリーズ第3作『特捜部Q―Pからのメッセージ』(2009年)で北欧ミステリ賞の最高峰である「ガラスの鍵」賞、シリーズ第4作『特捜部Q―カルテ番号64』(2010年)はデンマークの文学賞「金の月桂樹」賞を受賞した

吉田薫 : 関西大学文学部ドイツ文学科卒、英米文学・ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    上巻は、いつものメンバーがあまり登場せずにこの事件の発端となるさまざまな関係者が出てきます。副題ともなっているマルコという少年を中心にすえたような感じで今までの路線から外れて新鮮に感じました。

  • キムチ

    題名でストーリーの6割は言っている感。マルコっていう名前は悲劇の少年が多いような。ロマが多いチンピラ組織が請け負った犯罪に足を取られそうになり、逃げる逃げる。。スリリングな場面につられ、「いつ、特捜部メンバー」とクロスするかハラハラ。7割近くになって安堵。が、息は抜けず。カメルーンとデンマークを結ぶ舞台、外務省の補助金をちょろまかす悪質なバンクの上級幹部。今回もアサドの「ラクダ話」や誤字ネタは息抜き。ゴードンとローセ、イェスパ、ハーディネタは健在。アフリカの木彫りペンダントがキーワード?

  • ゆかーん

    特捜部シリーズ5巻目。始まってずぐに殺人事件が発生し、キナ臭いにおいを感じるプロローグとなりました。彼が死ぬ直前に残した、暗号メールの意味が気になるところです!一方主人公のカール警部補は、謎のハウスボート爆発殺人事件の調査を開始します。さらに、マルコという少年の犯罪集団からの逃亡劇もハラハラさせられます。3つのバラバラの事件が、下巻でどんなふうにつながるのか、前回同様、先の読めない展開に期待が高まります。

  • 白きゅま

    『特捜部Q』シリーズ第5弾!冒頭から公金の横領に絡む事件に始まり、謎の犯罪集団によって物乞いやスリをさせられてきた少年マルコが、組織から脱走を図りと、読み始めたらページを捲る手が止まりません!いつマルコが、「特捜部Q」メンバーとどのように邂逅するのか?とてもワクワクしながら、読み進めました♪深刻でとても巨大な陰謀の一方で、カールの私生活に変化あったり、頼りの上司が突如リタイアしたりと、読みどころ満載の傑作警察小説です(^-^)/

  • hanchyan@発想は間違ってない

    「今回も子供か!イヤそうだなあ!(笑)、読み続けてるとこのシリーズって(一作目以外は)冒頭で大概どんなはなしか見当つく、けど最後まで面白いのがスゲえんだもんなあ」、とか思ったら。「子供」じゃなくて「少年」だ。…いやイヤいや、この差はデカいぞ。性体験もある自立した15歳(笑)を「子供」という社会・文化、という点で、こんにち本邦との比較が興味深い。あとこれズバリ、ボーイミーツガールものだべ!?という予感。カールとマルコのニアミス場面、「シムラ〜!」じゃなくて「カール!後ろ後ろ〜!」と叫びつつ(笑)下巻へGO!

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