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ブレ-メンの音楽師

ヤーコプ・グリム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102083031
ISBN 10 : 4102083030
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ドイツ民族の中を流れる最も民族的なものに愛着を感じ、そこに民族の魂の発露を見たグリム兄弟がとらえたメルヘンの世界。本書には表題作のほか、『水の妖精』『悪魔とその祖母』『名親としての死神』『幸福のハンス』『三人の糸紡ぎ女』『狼と七匹の子やぎ』『赤ずきん』『いばら姫』『狐と鵞鳥』など38編を収録。人の心を美しく気高くするグリム童話の真髄を伝える小品集である。

【著者紹介】
植田敏郎 : 1908〜1992。広島生れ。東京帝大独文科卒。’31年渡欧、ウィーン大学等で学ぶ。専門はゲーテ時代のドイツ文学で、学習院大、一橋大教授等を歴任。一方日独の児童文学の架け橋となる著作翻訳を行った。翻訳文化賞等受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 朗読者

    ヨルシカさんの「ブレーメン」から。10ページ弱の童話を35篇収録したグリム童話集。カッセルのグリム兄弟博物館とブレーメン市庁舎横の音楽隊像、それから日本人学校でお世話になった先生がブレーメン音楽大学卒で意外にもギター専攻だったことを思い出しました。子供にこれを読ませるか、と日本人には残虐に感じる話もたくさんあり、歴史的に戦争や拷問が身近な欧州人には抵抗ないって話も思い出して、こうした童話がロシアの残忍さにも少し関係しているかもなと悲しく思いました。

  • もぐを

    完全にジャケ買い。藤代清治さんが大好きで。童話を読むのはまさに小学生のころ以来だと思います。

  • 熊吉

    昔絵本で見たお話の文章に再び触れられて、少し懐かしい気持ちになった。『猫と鼠の一緒の暮らし』の最後の一文で笑った。コントの原型のような『かしこいハンス』も好きだし、『いばら姫』の切なさと綺麗さがある感じも好き。

  • こはるこ

    ドイツ旅行を前にして、そういえば読んでみるかと手に取った一冊。「ブレーメンの音楽隊」、特にブレーメンの地で何か活躍するわけじゃなかったのね…(目的地だった)。「雪白とばら紅」の絵本、昔好きだったなあ。「池に住む水の魔女」「つむと、ひと、ぬいばり」ロマンチック!大きくなって童話を読むこともないし、その多くは読みづらく矛盾だらけに感じたけれど、慣れてくると大昔は動物やモノが本当に感情をもって話してたんじゃないかっていう子供のころに信じたような錯覚が芽生えるから不思議☀︎

  • まにー

    童話ということで子供向けの内容を考えていたのですが、アンデルセンの話のような純粋さの貴さよりももっと現実に直面した話だと感じました。純粋さはもちろん人間の世を生きるうえではこの上ない美徳だと思います。ただ「幸福のハンス」にもあるように純粋さだけではこの世の中を生きていくことはできません。グリムの童話は民話などを基にしているとありましたが、そこには古くからの人間の生活に対する教訓や知恵が含まれていると感じました。

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