Product Details
ISBN 10 : 4326302569
Content Description
ニュー・パブリック・マネジメントが登場して以来、伝統的な行政学では十分にはカバーできない公共サービスが増えてきた。本書は、公共経営論や行政管理論のさまざまなモデルやアプローチを政府経営の観点から概説する画期的な教科書。行政学や公共政策を学ぶ学生、中央政府や地方自治体に務める公務員、そしてNPOや公的企業で働く人々にぴったりの内容です。
目次 : 公共経営は民間部門経営と異なるか?/ 公式組織モデル―非公式な組織の重要性/ 情報非対称性モデル―本人=代理人の観点/ 政策モデル―公共経営はどれくらい合理的か?/ 実施モデル―アウトカムを公共経営や公共政策へ持ち込む/ 独立エージェンシー―効率性を最大化する/ 政策ネットワークモデル―官民パートナーシップの良い点と悪い点/ 市場化モデル―政府は内部市場と公共調達をどのように使い分けるべきか?/ 戦略としての企業化―公共企業を変革する/ 本人と代理人―公的規制/ 多次元ガバナンス―地域の二側面を取り込む/ 社会保障の管理―支払い不能問題/ 政治と法学―法と国家/ 環境保護と政策―どうやって結びつけるか?/ 発展志向国家―第三世界から第一世界へ/ 比較を試みる―異なる国家モデルは存在するか?/ 政府経営―経営戦略の妥当性
【著者紹介】
ヤン=エリック・レーン : 1946年生まれ。スウェーデン・ウメオ大学卒業後、同大学でPh.D.(政治学)を取得。ウメオ大学教授、オスロ大学教授、ジュネーブ大学教授などを経て、現在、ドイツ・フライブルク大学客員教授。専門は政治学
稲継裕昭 : 京都大学法学部卒業。京都大学博士(法学)を取得。姫路獨協大学法学部助教授、大阪市立大学法学部教授、同法学部長などを経て、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は政治学、行政学、人事行政学、地方自治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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