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おしえて、レンブラントさん

ヤン・パウル・スクッテン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776406587
ISBN 10 : 4776406586
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan

Content Description

ゆうめいな絵かきのレンブラントさんが、市民隊の人たちの絵をかくことになりました。こんなおおぜいの人たちをどうやって一枚の絵にかくのか、ニーシェは知りたくなって…。オランダの名画、「夜警」から生まれた物語。

【著者紹介】
ヤン・パウル・スクッテン : 1970年、オランダのフリシンゲンに生まれる。アルネムの高校を卒業後、ユトレヒトでコミュニケーション学を学ぶ。2004年に『ことばの香り』(未邦訳)でフラッハ・エン・ウィンペル賞を、2008年に『アムステルダムの子どもたち』(未邦訳)、2014年に『生きとし生ける物の謎とドリル村のヨス・フローンチェスの臭い靴下』(未邦訳)で金の石筆賞を受賞するなど、受賞歴多数。精力的に作品を発表し、物語性の強い、新しいノンフィクションを切り拓いている

マルテイン・ファン・デル・リンデン : 1979年、オランダのオーストブルフに生まれる。ロッテルダムの美術大学に通っていたころ、出版社のコンテストに応募したことがきっかけでデビュー。以後、数多くの読み物の絵や絵本を手がけている。挿絵を担当した『冬の動物たち』(未邦訳)は、2013年に金の石筆賞を受賞。多彩な技法を使いこなし、細部まで表現豊かに描くことで知られ、その作品はアメリカを始め、世界十か国以上で出版されている

野坂悦子 : 1959年、東京に生まれる。早稲田大学を卒業後、オランダとフランスに住み、1989年より翻訳活動を始める。2003年に、『おじいちゃんわすれないよ』(金の星社)で産経児童出版文化賞大賞を受賞。『第八森の子どもたち』(福音館書店)をはじめ訳書は百点以上。日本国際児童図書評議会(JBBY)理事、紙芝居文化の会運営委員を務める一方で、紙芝居『やさしいまものバッパー』(童心社)の脚本や、絵本『ロロとレレのほしのはな』(小学館)の文章も書き下ろしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房

    今日は誰もがお洒落に余念がない。女の子ニーシェもだ。なぜなら、国で一番の画家レンブラントさんに絵を描いてもらえるから。構図を決めなくては。誰を前に描こう? 偉い人かな? 勇敢な人? それとも賢い人?……。集まった人はわれもわれもと自慢話を話し出す。自分に何もないと思ってしまったニーシェは、絵のモデルになる自信がなくなってしまう。数週間が過ぎ絵がお披露目される日。除幕の役を担ったニーシェがみた風景は……。名作『夜警』から着想を得て描かれた絵本。絵に秘められた物語を想像するのは楽しい。2015年3月初版。

  • たまきら

    西洋美術史を専攻すると必ず話題になる名画の一つ、夜警。非常に有名な作品ですが、描かれた人たちには不評だったともいわれ、長い歴史のあいだに何度も不慮の事故に見舞われた妙に怨念じみた作品ですが、こういう切り口で子供と読みこむ楽しさににっこり。オタマが最後のページと、絵本画家による絵を見比べて楽しそうにしていました。いつか本物を見たいね〜。

  • ケニオミ

    レンブラントの作品はあまり好きではないのですが、彼の作品がどのように絵本の題材となっているのか知りたくて読んでみました。表紙のお嬢さんはレンブラントの作品『夜警』に描かれているニーシェです。彼女は多くの人を一枚の絵の中にどのように描くのか不思議でなりません。一体どのような功績や性格の人を前列に描くのかをレンブラントは自問自答します。そのような功績や性格がないニーシェは・・・。弱き者、小さき者にも心配りが感じられる良い絵本だと思います。お薦めします。

  • 花林糖

    (図書館本)レンブラントの「夜警」に描かれた少女目線で考えてみた物語で、絵画を観て自由に解釈・想像する楽しさを教えてくれています。

  • 遠い日

    レンブラントの「夜警」に描かれた少女の解釈を試みた作品。自由な読み解き方が、興味深い。画家の本当の思いを再現するのではなく、描かれた絵にあたらな意味を与えるとき、その絵画の世界はまた別の広がりを見せる。本物から受けるイメージも直に感じてみたくなる。

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