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私はホロコーストを見た 下

ヤン・カルスキ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560082355
ISBN 10 : 4560082359
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『ショアー』の証人の一人、ポーランド・レジスタンスの密使ヤン・カルスキが、1944年世界に向けて発信した奇跡的な証言。偽りの療養生活、秘密国家の地下活動、ワルシャワ・ゲットーや強制収容所への潜入、ルーズヴェルトとの会見までを描く。

目次 : 農業技師/ 荘園の館、療養、そしてプロパガンダ/ 死刑宣告と処刑/ 秘密国家―組織/ クラクフ―L夫人のアパート/ ルブリンでの任務/ 影の戦争/ 地下新聞/ 陰謀者の「組織」/ 女性連絡員/ 新婦のいない結婚式/ 秘密の学校/ 地下国会の一審議/ ワルシャワ・ゲットー/ 最終段階/ ウンター・デン・リンデン再訪/ ロンドンへ/ 世界に向かっての証言

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    【図書館本】恐らく人類史上もっとも残酷で大量の虐殺事件であるナチスドイツが行ったユダヤ人絶滅計画(ホロコースト)。それが彼の証言により初めて連合国側に明らかにされたということを知った。決死の覚悟で行ったユダヤ人ゲットーへの潜入工作。そこで目にしたおぞましい光景。「不要」とされた人々が数千人単位で荷物のように貨車に詰め込まれ、「処理」されていく。戦争は人の心を狂わせるものではあるが、何故このようなことが疑うこともなくなされていったのか?偶然目にした本であるが、早くも2017年のベスト本候補である。★★★★★

  • ころりんぱ

    はぁ、読み疲れました。呆然…。カルスキの使命は伝えること。秘密国家の戦況を、占領下のポーランドの実態を、迫害されたユダヤ人のSOSを。こんな過酷なミッションに命を懸けて身を削って走り回った記録ともいえる本です。ゲットーや強制収容所にまで潜入し彼が目にしたものや、同志たちの壮絶な闘いぶりを伝え、連合国に現状打破のため動いて欲しかったのだと思うと、この結末はあまりにもやりきれないです。時折出てくる、ドイツ憎しの感情的な場面に、黙殺され踏み躙られた国の人の恨みと悲しみを感じずにはいられません。

  • ケニオミ

    ポーランドは何度も分割された歴史をもっているため愛国心が強いのでしょうか?戦時中に記されたため誇張があるかもしれませんが、一人も売国奴を出さないというポーランド人の愛国心には心打たれました。特に連絡員としての女性の役割。連絡員を長くしていると、必ずゲシュタポに捕まると分かっていながら役割を果たそうとし、次々に捕まっていく女性達。また、著者のカルスキ氏も凄い。ユダヤ人虐殺を連合国側に報告するため、ゲットーだけではなく、収容所への侵入までやってのけます。本書は、ポーランド人の勇気と愛国心を示す一級の記録です。

  • 勝浩1958

    祖国を守るために命を賭してナチスと戦った、ポーランドレジスタンスの人びとの勇気、強靭な意志、団結心、愛国心に圧倒される想いだ。それとは対照的に連合国の人々は長い間、ポーランド国内で繰り広げられているユダヤ人大量虐殺の状況を知っていながら、黙視していたのだ。ヤン・カルスキも自ら凄まじい拷問を受けながらも死を免れ、また強制収容所に潜入し、その惨状を目の当りにし、彼自身体験した真実を世界へ訴え続けるのだ。その姿に、『人間はこれほどに強く生きられるものか。』という崇高な想いを抱いた。

  • borug

    自分がとんでもない目に遭ってる状況で「あなたに勲章が授与されました」って言われたって・・・って思うけど、いや誇りを感じるのかもと思わせるポーランド人の愛国心の凄さ。

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