ヤン・オングストローム

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軍事理論の教科書 戦争のダイナミクスを学ぶ

ヤン・オングストローム

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326302963
ISBN 10 : 4326302968
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、欧米の指揮幕僚大学や一般の大学でも採用されてる軍事学の定番教科書であり、日本で初めて軍事理論を包括的に解説する画期的なテキスト。戦争をどのように理解するべきか?戦争の3つのレベルとは何か?戦略と戦術をつなげる作戦術とは?軍人が従う戦いの原則とは?ランドパワー、シーパワー、エアパワーの長所と短所とは?古今東西の古典から最新の専門書まで渉猟し、ナポレオン戦争からアフガニスタンまでの豊富な事例にもとづき、軍事問題を読み解くのに必要な教養をここにお伝えする。

目次 : 第1章 軍事理論―イントロダクション/ 第2章 戦争/ 第3章 戦略/ 第4章 作戦術/ 第5章 戦いの原則/ 第6章 統合作戦/ 第7章 陸上作戦/ 第8章 海上作戦/ 第9章 航空作戦/ 第10章 戦争の力学―いくつかの結論

【著者紹介】
ヤン・オングストローム : スウェーデン国防大学教授。専門は戦略思想や近代戦争の発展など。ロンドン・キングスカレッジ戦争研究学部でPh.D.を取得

J.J.ワイデン : スウェーデン国防大学准教授。専門は海洋戦略や戦略思想など。フィンランド・オーボアカデミー大学でPh.D.(歴史学)を取得

北川敬三 : 1等海佐、海上自衛隊第2護衛隊司令。1968年生まれ。1993年に米国海軍兵学校政治学科卒業後、海上自衛隊入隊。2007年に防衛大学校総合安全保障研究科前期課程を修了。2015年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学、2018年に同大学より博士(政策・メディア)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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タイトル通りの軍事理論の教科書です。この...

投稿日:2021/06/11 (金)

タイトル通りの軍事理論の教科書です。この本や「現代の軍事戦略入門」(芙蓉書房出版)など最近軍事戦略の書籍が増えてきて、興味のある方にはとっつきやすい環境になってきていますね。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • CTC

    21年勁草書房刊。原著はスウェーデン国防大の研究者2名による軍事理論の教科書。04年に刊行され同国では一般の大学でも広く使用されていたところ、14年に教育研究の結果を反映させてラウトレッジという英国版元が刊行している。本書はこちらの和訳本である。 教科書であるから、狙いを述べたあとは戦争の定義、分類と入っていく。例えば本書では繰り返し「戦略は“術”か“科学”か」考察されるが、本書は術の詳細を語るというより、事例を挙げながらも各概念を語るもの。それでも“戦いの原則”の章あたりは白熱!

  • 無重力蜜柑

    最近ミリタリーへの興味が高まっており、ちょうど勁草書房から「各国の軍学校でも使用されている軍事学のスタンダードテキスト」が邦訳されたらしいので購入。軍事学が予想に反してあまりに正統かつ王道の社会科学であることに驚いたというのが、第一の率直な感想だ。内容は大きく分けて10章。「軍事理論」「戦争」「戦略」「作戦術」「戦いの原則」「統合作戦」「陸上作戦」「海上作戦」「航空作戦」そして総まとめである「戦争の力学」。いずれの章も、章題となっている概念の学説比較的な検討に始まり、極めて論理的かつ整合的に分析していく。

  • nagoyan

    評価保留。もう一度、読み直してみたいが、成程、教科書。期待していたのと違った。

  • nizi

    教科書というよりは論文に近く、読みこなすには体力がいる。最低限の知識と論文に慣れていることが前提としてあるので、自分のような初心者には向かなかった。そしてkindle版がプリントレプリカ形式(写真集みたいに画像としてのみ提供される版)なので、検索が大事な論集には意味がない。買うなら紙版を推奨。

  • 黒澤

    孫子の考えにも触れられていたことには驚いた(軍事関係書では一般的?)。翻訳書特有の読みづらさは付き纏っているが、初心者である自分にとってもかなりわかりやすい理論書であったと思う。抽象度の高さが丁度良い。特定の理論に過度な深入りをすることがなく、軍事理論の概略を把握するのに役立つ。よく引用されていたクラウゼヴィッツの『戦争論』も読んでみたい。現在のロシアの状況が今後どのように解釈され、理論の変更が見られるのかが気になる。

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