ヤロスラフ・ハシェク

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ハシェク短編小説集 不埒な人たち 平凡社ライブラリー

ヤロスラフ・ハシェク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582769036
ISBN 10 : 4582769039
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不良で、動物好きで、とてつもない飲んべえで、法螺吹きのでたらめ人間、でも自分に正直で、観察眼鋭く、筆の力は抜群で、威張っている奴を見ると、どうしてもからかいたくなる―そんなハシェクの魅力を一挙紹介。カフカ、チャペックと並ぶチェコの代表的人気作家の波乱万丈の実体験に基づくおもしろすぎる二七編。ヨゼフ・ラダの挿絵入り。

【著者紹介】
ヤロスラフ・ハシェク : 1883‐1923。チェコのプラハに生まれる。1898年プラハの薬種店に奉公に出た後、99年商業高校に入学。この年より短編作品を書きはじめる。1902年、スラーヴィエ銀行に勤めるが、1年ほどで退職。以後、放浪生活を繰り返しながら、新聞・雑誌に寄稿。若い頃から無政府主義運動に参加、第一次世界大戦では召集されたが、その後軍から脱走、ロシアでのチェコ軍団参加、赤軍への転向など、政治的にも様々な変遷を見せた。100を超えるペンネームを用い、作品を書きまくり、1923年に39歳で亡くなるまでに、確認されただけで千数百の短編を残した

飯島周 : 1930年、長野県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。1967年以降、数度にわたりチェコのカレル大学に留学。言語学専攻。跡見学園女子大学名誉教授。2009年、チェコ文化普及の功績により、同国政府から勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • BATTARIA

    ノミや鮫やハムスターによるパニックが最高。著者ハシェクをヒゲ剃ったシュヴェイクに描く、ヨゼフ・ラダの挿絵が最高。俺様が法律な赤軍将校をハシェクが嗜めるのが最高。シュヴェイクには忠誠の対象だったフランツ=ヨーゼフ1世がコケにされているのが最高。悪意のこもったセリフはドイツ語なのが最高。暴君ネロがキリスト教徒を火あぶりにしたのをスポーツと呼ぶのが最高。トルストイとキュリー夫人がごっちゃなのが最高。私が泊まった宿があるプラハのジシュコフ地区が出てくるのも最高。ただ一つ残念なのは、内戦を内線と誤植したこと。

  • gibbelin

    徹底したフモレスク。「ブグリマ市の司令官」など、ただ笑いとばすわけにいかない気にさせられるものもあるが・・・

  • Fumitaka

    『古い薬種店の話』社会主義時代の手抜きとか横領は有名だが、ハプスブルク時代からそういう世渡りの上手さとかあったのだろうか。政略結婚の話は世知辛い。凝り性の手押し車の人も。『ブグリマ市の司令官』いつもとハシェクの画風が違う。あんまりギャグが少ないので、『薬種店』と同じく、小説にまとめてあるが自伝的要素は多少あるのではないだろうか。しかし内戦中のハシェク、たじろがないというか神経図太いですね。連隊の編成なんか知らないよとぼやいてるくだりが好き。俺もさっぱりだ。本当にこんな飄々とした感じだったのかな。

  • Úplněk

    古い薬種店の話が特に面白かった。いい加減で粗野なのにいなくなると少し寂しい、そんな人たちがたくさん登場する短編集だった。

  • tomo6980

    香辛料的に雑誌に挟まっていると楽しい。ただ、胡椒だけをまとめて食べるのはなかなか難しい。

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