ヤニス・バルファキス

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テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。

ヤニス・バルファキス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087370089
ISBN 10 : 4087370089
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

◆テック富豪が世界の「領主」に。
◆99%の私たちを不幸にする「身分制経済」
◆トランプ&イーロン・マスク体制を読み解くための必読書

グーグルやアップルなどの巨大テック企業が人々を支配する「テクノ封建制」が始まった!
彼らはデジタル空間の「領主」となり、「農奴」と化したユーザーから「レント(地代・使用料)」を搾り取るとともに、無償労働をさせて莫大な利益を収奪しているのだ。
このあまりにも不公平なシステムを打ち破る鍵はどこにあるのか?
異端の経済学者が社会の大転換を看破した、世界的ベストセラー。

【各界から絶賛の声、続々!】
米大統領就任式で、ずらりと並んでいたテック富豪たちの姿に「引っかかり」を感じた人はみんな読むべき。
――ブレイディみかこ氏

テクノロジーの発展がもたらす身分制社会。その恐ろしさを教えてくれる名著。
――佐藤優氏

これは冗談でも比喩でもない! 資本主義はすでに死に、私たちは皆、農奴になっていた!
――大澤真幸氏

私たちがプレイしている「世界ゲーム」の仕組みを、これほど明快に説明している本はない。
――山口周氏

世界はGAFAMの食い物にされる。これは21世紀の『資本論』だ。
――斎藤幸平氏

目次
第一章 ヘシオドスのぼやき
第二章 資本主義のメタモルフォーゼ
第三章 クラウド資本
第四章 クラウド領主の登場と利潤の終焉
第五章 ひとことで言い表すと?
第六章 新たな冷戦――テクノ封建制のグローバルなインパクト
第七章 テクノ封建制からの脱却
解説 日本はデジタル植民地になる(斎藤幸平)

著者略歴
ヤニス・バルファキス
経済学者。1961年アテネ生まれ。2015年のギリシャ経済危機の際に財務大臣に就任、EUから財政緊縮を迫られるなかで大幅な債務帳消しを主張し、世界的に話題となった。
現在はアテネ大学で経済学教授を務める。
主な著書にベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』など。

斎藤幸平(さいとう・こうへい)
経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。1987年生まれ。主な著作に17言語に翻訳され、世界的ベストセラーとなった『人新世の「資本論」』など。

関美和(せき・みわ)
英語翻訳者、ベンチャー・キャピタリスト。主な訳書に『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(上杉周作との共訳)『ゼロ・トゥ・ワン』『誰が音楽をタダにした?』など。
◆テック富豪が世界の「領主」に。
◆99%の私たちを不幸にする「身分制経済」
◆トランプ&イーロン・マスク体制を読み解くための必読書

グーグルやアップルなどの巨大テック企業が人々を支配する「テクノ封建制」が始まった!
彼らはデジタル空間の「領主」となり、「農奴」と化したユーザーから「レント(地代・使用料)」を搾り取るとともに、無償労働をさせて莫大な利益を収奪しているのだ。
このあまりにも不公平なシステムを打ち破る鍵はどこにあるのか?
異端の経済学者が社会の大転換を看破した、世界的ベストセラー。

【各界から絶賛の声、続々!】
米大統領就任式で、ずらりと並んでいたテック富豪たちの姿に「引っかかり」を感じた人はみんな読むべき。
――ブレイディみかこ氏

テクノロジーの発展がもたらす身分制社会。その恐ろしさを教えてくれる名著。
――佐藤優氏

これは冗談でも比喩でもない! 資本主義はすでに死に、私たちは皆、農奴になっていた!
――大澤真幸氏

私たちがプレイしている「世界ゲーム」の仕組みを、これほど明快に説明している本はない。
――山口周氏

世界はGAFAMの食い物にされる。これは21世紀の『資本論』だ。
――斎藤幸平氏

目次
第一章 ヘシオドスのぼやき
第二章 資本主義のメタモルフォーゼ
第三章 クラウド資本
第四章 クラウド領主の登場と利潤の終焉
第五章 ひとことで言い表すと?
第六章 新たな冷戦――テクノ封建制のグローバルなインパクト
第七章 テクノ封建制からの脱却
解説 日本はデジタル植民地になる(斎藤幸平)

著者略歴
ヤニス・バルファキス
経済学者。1961年アテネ生まれ。2015年のギリシャ経済危機の際に財務大臣に就任、EUから財政緊縮を迫られるなかで大幅な債務帳消しを主張し、世界的に話題となった。
現在はアテネ大学で経済学教授を務める。
主な著書にベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』など。

斎藤幸平(さいとう・こうへい)
経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。1987年生まれ。主な著作に17言語に翻訳され、世界的ベストセラーとなった『人新世の「資本論」』など。

関美和(せき・みわ)
英語翻訳者、ベンチャー・キャピタリスト。主な訳書に『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(上杉周作との共訳)『ゼロ・トゥ・ワン』『誰が音楽をタダにした?』など。

【著者紹介】
ヤニス・バルファキス : 経済学者。1961年アテネ生まれ。2015年のギリシャ経済危機の際に財務大臣に就任、EUから財政緊縮を迫られるなかで大幅な債務帳消しを主張し、世界的に話題となった。現在はアテネ大学で経済学教授を務める

斎藤幸平 : 経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。1987年生まれ

関美和 : 英語翻訳者、ベンチャー・キャピタリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    GAFAMなど巨大テック企業による国家を超えた支配を、封建領主と農奴の関係になぞらえる。国境と政治に遮断された形の資本主義は終わり、国境を超えるデジタル空間支配を通じた新しいクラウド資本主義体制へ移りつつあると見る。プラットフォーム抜きで経済活動が行えなくなり、デジタル領主に権力が集中し地代を搾取されていると。そんな不公平なシステム脱却のため反乱を呼びかけるが、中世の封建制と異なりクラウド世界の領主は農奴に便利さと恩恵を与えて懐柔すると同時に反逆者を即座に捕捉できるのだ。反乱に応じる者はまずいないだろう。

  • たま

    経済は苦手だが面白かった。GAFAM、初めは買い物が便利、友だちと繋がれる等好印象だったが、最近は経営者と末端労働者の格差や税金を全然払っていない等、やりたい放題らしいので読んでみた。著者は1990年頃からの経済の変質を説明、GAFAMはデジタル空間の封建領主、我々は彼らに地代を収める農奴と言う。なるほど!と思う。第7章「テクノ封建制からの脱却」のプランは社会主義色強すぎて上手く行かない気がするが、19世紀の労働者が資本家と戦ったように私たちも戦わねばと言う主張には賛同。とりあえず何ができるか考えよう!

  • おたま

    図書館で継続しようとしたら、次の予約が入っていたために、途中で断念。ほとんど読み終わっていたが、再読する必要を感じる。資本主義の次の社会を見通した、非常に壮大な見通しを提示してくれている。現代を、巨大テック産業(GAFAM)が、SNSやカード、アルゴリズムによる産業(ウーバー、アマゾン等)、電気自動車の自動運転等によって、そのプラットフォームたるクラウド空間を所有し、そこからあがる地代(レント)によって支配する。まるでそれはかつての「封建制」のようだ。しかも、そこでは私たちはクラウド農奴として貢いでいる。

  • Sam

    現代の「封建制」は土地ではなくデジタル・ネットワーク(「クラウド封土」)の中に人々を封じ込める。即ちAmazon等の「クラウド領主」はAIのアルゴリズムによって消費者(「クラウド農奴」)を意のままに操り、さらには従来の資本家階級までもその強大な権力基盤(歯向かえばネットワークからはじき出される)によって臣下(「クラウド封臣」)にしてしまった(よって資本主義は終わった)という見立てはなかなか説得力がある。斎藤幸平は「このままでは日本はアメリカのデジタル植民地になる」と警鐘を鳴らしているが果たして。

  • 逆丸カツハ

    やや解像度がボヤッとしていて、かなり単純化されているような印象を受けたがその中にも真実はあるのだろうと思う。アメリカやロシアを見ていると封建制、身分制の時代に戻っていくのかもしれないという危機感を覚えなくもない。それが正しいのか、どうなるかは分からない。エンジニアの端くれとして新しい技術にふれて、技能を身につける時間は本当に楽しいのだが、テクノロジーが生み出す格差はやはり問題だなぁ。自分は完全にプロレタリアート側ではあるが。

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