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ISBN 10 : 462209021X
Content Description
共産主義への「入党なき共鳴と自由検討」の立場から、「暴力とは何か」というアクチュアルな問いを投げかける。ケストラー作品について、またモスクワ粛正裁判についての情報を記した詳細な訳者解題、さらに附論として、シェーラー、マルセル、サルトル作の3編への書評を収める。
目次 : ヒューマニズムとテロル(テロル/ ヒューマニズム的展望)/ キリスト教とルサンチマン/ 『存在と所有』/ J=P・サルトル『想像力』
【著者紹介】
モーリス・メルロ=ポンティ : 1908‐1961。1908年、フランスに生まれる。1926年、エコール・ノルマル・シュペリュール入学。在学中サルトル、ボーヴォワール、レヴィ=ストロースらと知り合う。1930年、哲学教授資格試験に合格。その前年にフッサールのソルボンヌ講演を、1935‐1939年には高等研究院におけるコジェーヴのヘーゲル講義を聴講。ルーヴァンのフッサール文庫に赴き、遺稿を閲覧したのは1939年。第二次大戦中は従軍・レジスタンス活動を経験した。1945年、学位論文として同年刊の『知覚の現象学』および『行動の構造』(1942)を提出、博士号を受ける。1946年、サルトルらとともに「レ・タン・モデルヌ」創刊。1948年、リヨン大学教授、1949年、パリ大学文学部教授を経て、1952年、コレージュ・ド・フランス教授に就任。1961年没
合田正人 : 1957年生まれ。東京都立大学博士課程中退。西洋思想史、ユダヤ思想。明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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