Product Details
ISBN 10 : 4000240587
Content Description
徳高き神父フェレイラは、なぜ棄教したのか?沢野忠庵と名を変え、キリシタン弾圧に加わり、キリスト教を批判する書物まで著した裏切り者、コラボ(対敵協力者)。しかしその背教は、既に三〇年前、日本の地を踏んだ時から始まっていたのではなかったか?キリスト教を錦の御旗に植民地支配を推し進める列強の狭間で、高徳の神父の心に生じた「教えへの迷い」。悪名高い「転びバテレン」の人生と心象に分け入り、史実の行間を有機的につなぎながら、サスペンスフルかつ自由闊達に描く、歴史フィクション。
目次 : 入祭唱/ 憐れみの賛歌/ 怒りの日/ 奉献唱/ 終祭唱/ エンゲルベルト・ケンペルによるエピローグ、一七二七年
【著者紹介】
モルガン・スポルテス : 小説家。1947年アルジェ生。パリ大学で文学と歴史を学ぶ。文化交流協力員としてタイに3年間滞在。2000年関西日仏交流会館の専門研究員として日本に滞在
吉田恒雄 : 1947年千葉県生。1970年パリ在住、会社勤めを経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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CCC
読了日:2021/02/19
まさかず
読了日:2021/02/09
HH2020
読了日:2020/04/06
林克也
読了日:2019/04/14
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