モリス・メルロー・ポンティ

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知覚の哲学 ラジオ講演1948年

モリス・メルロー・ポンティ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480093899
ISBN 10 : 4480093893
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan

Product Description

●意識から身体へ
時代の動きと同時に、哲学自体もまた大きく転身したことを述べ、それまでの存在論の転回を促す。メルロ自身が語る、メルロ哲学と現代哲学の核心。

Content Description

『行動の構造』と『知覚の現象学』によって、フランス哲学界に確乎たる地位を占めたメルロ=ポンティは、自らの哲学を語るラジオ講演(1948年10‐11月)を行なった。時代が大きく動くなか、それまでの価値観は新しい世界観へと変貌する。メルロは、文学・美学・科学・心理学・哲学史などをも考察の対象とし、哲学の志向性は意識から身体へと大きく転身して「存在論的転回」を遂げたことを宣言する。本書はその記録であり、メルロ哲学の核心をメルロ自身が縦横に語った刺激的な書。訳書による丁寧な解説は、メルロ哲学後期の主著『見えるものと見えないもの』読解への道筋を与える。本邦初訳。

目次 : 第1章 知覚的世界と科学の世界/ 第2章 知覚的世界の探索―空間/ 第3章 知覚的世界の探索―感知される事物/ 第4章 知覚的世界の探索―動物性/ 第5章 外部から見た人間/ 第6章 藝術と知覚的世界/ 第7章 古典世界と現代世界

【著者紹介】
モーリス・メルロ=ポンティ : 1908‐61年。高等師範学校卒業。実存哲学、現象学的思想を代表するフランスの哲学者。人間の行動、身体、言語、藝術などについて深い哲学的洞察を示し、さまざまな文化領域にいまなお大きな影響を及ぼし続けている。サルトルとともに雑誌『レ・タン・モデルヌ』を創刊し、多くの政治的発言も行なう

菅野盾樹 : 東京大学人文科学研究科博士課程単位取得退学。現、東京工業大学世界文明センター・フェロー、大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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