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現代の奴隷 身近にひそむ人身取引ビジネスの真実と私たちにできること

モニーク・ヴィラ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862763167
ISBN 10 : 4862763162
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

知らずに加担しているこの圧倒的な不正義。東京の路上で。灼熱のカタールで。日常を奪われ「奴隷」とされた人たちの想像を絶するストーリーを軸に、世界5000万人、数十兆円規模のグローバル闇産業の驚愕の実態といま企業・個人に求められる行動を語る。

目次 : 第1章 現代奴隷とは誰のことか/ 第2章 最も卑劣な犯罪―人身取引というビジネスモデル/ 第3章 ネパールからカタールへ―債務奴隷/ 第4章 心に刻まれたタトゥー―腐敗と免責/ 第5章 奴隷化の心理的影響/ 第6章 バル・アシュラムの子どもたち/ 第7章 人身取引加害者の胸の内/ 第8章 限られた選択肢/ 第9章 ビジネスが鍵(課題と解決法の両方で)/ 第10章 解決法―個人から、分野を超えた世界的な関わりへ/ 第11章 私のヒーローたち

【著者紹介】
モニーク・ヴィラ : トムソン・ロイター財団アドバイザー、元CEO。AFP通信で現場記者として活躍、AFPの国際パートナーシップ構築に尽力し、ロイター・メディア、アクション・イメージなどのトップを経て2008年にトムソン・ロイター財団CEOに就任。同財団による、法律事務所とNGOをつなぐプロ・ボノ法務プログラム「TrustLaw Connect」、および女性の権利向上を目指した「Trust Women Conference」を創設。2011年には、企業倫理シンクタンク「Ethisphere」が選ぶ「企業倫理において世界で最も影響力のある100人」に選ばれている

山岡万里子 : 国際基督教大学教養学部卒業。翻訳業を通して人身取引の問題に出合い、その啓発活動を行う「ノット・フォー・セール・ジャパン」を立ち上げ、代表を務めている。「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」共同代表幹事。「人身売買禁止ネットワーク」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • TATA

    現代の奴隷とは何か。自由を奪われ人権を侵害されるということは我々のすぐそばで行われている。ネパールや米国の例と並んで日本に連れてこられたコロンビア人女性の話も。東京がその悲劇の舞台となることに意外感を感じるのか、さもありなんと思うのか。具体的な話をするので迫力はあるのだがその一方でなすべき取り組みとして示されるものは理想論かなと感じるところも多くリベラルな方に多い論の組み立て方だなあと。

  • re;

    宇宙人と地球人。って形容するとその違いってなんかあからさまにイメージつくけど、中国人と日本人。とかイタリア人とかアメリカ人って、同じ<地球人>だからかついつい同種とみてしまう。でも違うんだよな。と改めて。違う国で生まれれば、全く違う文化圏と経済圏があって、同じ日本人ですら全く相まみえないステージの違いがあるのに、なんだって私は<わかる気>なんてしてしまうのだろう。平和ボケした頭にストレートに食らう<経済の闇>。自分の手にした<この商品>の裏側を想像しなくちゃいけないのかもと思った。痛みを分かち合う→

  • かなた

    奴隷がなくなったのではなく、見えにくくなっただけ。形を変えて存在する。"資本"第一主義においては、労働者をこき使っても安く作ることが正義となってしまう。資本主義に代わる新しい概念が生まれるのはいつになるやら。『知る権利を得た者は、行動する義務がある』アインシュタイン。

  • みかん

    とても色々と考えさせた。『知る権利を得た者は、行動する義務がある』アインシュタイン_。決して他人事ではない。ユニ○ロなどファストファッションで服を買うとき ‹この綿は何処から輸入され、何処で縫製されている?何故ここまで安い?› という疑問…。いま世界で奴隷は4030万人とされている、そのうち70%が強制労働の被害者、30%が性的人身取引の被害者だそうです。もちろん日本に性的人身取引で騙され送られて来た女性、技能実習として給料も住居もまともに与えられずに強制労働させられている人たちも…

  • ☆やす

    奴隷は昔の話ではない。今も世界に4000万人以上の奴隷がいると言われている。4人のサバイバーの壮絶な過去が記される。そのうちのひとりは日本に売られ、ヤクザ組織の中で性奴隷にされていた。奴隷撲滅のため、デジタルからのアプローチも進むが、私達一人一人が出来ること、知るべきことを意識しなければいけない。

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