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車いすでジャンプ!

モニカ・ロー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092906549
ISBN 10 : 4092906544
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

壁も溝も、自分のやり方で越えていく!

エミーは、生まれつき脊椎に障がいがあり、車いすで学校生活を送る12歳の女の子。車いすで宙に舞い、大ジャンプをキメるモトクロス選手にあこがれて、放課後は自宅の庭にあるパパ手作りのジャンプ台で練習を重ねている。
しかしエミーが乗っている「車いす」は日常生活を送るためのもので、大ジャンプをものにするためには、モトクロス用の高性能な車いすが必要。
そこで、親友のアレエと一緒に、二人それぞれの夢を叶えるため、手作りのバッグや拾い集めてきた木の実や植物を売るオンラインショップを運営し、売上は上々。特にバッグは、車いす使用者目線の便利グッズとしてファンも獲得し、コツコツと着実に、夢に向かってつき進んでいた。
そんなある日、学校でエミーが「転倒」した。
学校の支援の対応はエミーの望まぬ方向へ進んでいき、友だちや家族との関係までギクシャクしていく・・・・・・。
「人は知らないことについてはまちがいをおかすものだ。だから、対話し続けるんだ。人に伝えて教えて、そして人から教わるんだ」という作中のセリフが胸にしみる感動作。
アメリカ学校図書館ジャーナルの優秀作品に選出された児童書。


【編集担当からのおすすめ情報】
主人公のエミーは明るくて賢くて努力家で、夢もあって、ほのかな恋もしています。周囲の人たちは「悪い人」ではありませんが、良かれと思ってしたことが、ボタンの掛け違いを生んでいき、エミーが望まぬ方向に進んでしまうのです。エミーが自分のやり方で最後までやりとげる姿を応援したくなる、読後感の爽やかな作品です!
著者のモニカ・ローさんは、アメリカで小児理学療法士として活躍し、障がい者の社会生活におけるニーズを調査研究しています。車いす使用者の当事者目線で描かれたこの物語は、とても多くの気づきをくれます。

【著者紹介】
モニカ・ロー : アラスカで小児理学療法士として活躍し、障害者の社会生活モデルの研究者として、障がい者の橋渡し役を担っている。アラスカ大学で公衆衛生を学び、主に障がい者をふくむ災害への備えを研究。アラスカとサウスカロライナ州の田舎にある養蜂場の二拠点生活を送っている。本作の原書『AIR』は、アメリカの学校図書館ジャーナル2022年の優秀作品、およびCybils Awards2022のファイナリストに選出される

中井はるの : 子どもの本に可能性を感じ、児童書翻訳をはじめる。訳書は青少年読書感想文全国コンクールの課題図書、産経児童出版文化賞などに選ばれている。最近は英国、アメリカの各地を回り児童文学に関わるフィールドワークを行っている。日英協会会員、JBBY会員、英国ビアトリクス・ポター協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。YA。生まれつきの脊椎の病気で車いすに乗っているエイミーは、車いすモトクロス用の競技車椅いすが欲しい。幼なじみのアレエと一緒にネットショップでお金を稼いでいる。なんでも自分で出来るエイミーは、親切心で車いすに触ってくる人が苦手。ある日、学校のスロープで転倒したことから、無理解な介助員を付けられてしまった▽誰のための親切?介助員を付けるより、バリアフリー設備が必要。車いすモトクロスWCMXを初めて知りました。競技用は別物じゃんてツッコミは置いといて、エイミーの頑張りには好感。2023.12刊

  • 飲も飲も

    車いすモトクロスにあこがれている12歳の少女。学校のスロープで転んでしまい、介助員をつけられてしまう。介助員をつけるより、バリアフリーの設備。一番大切なのは当事者が何を必要としているか。

  • decomo

    実話がもとになっていたんですね リアルだなとは思ったけど いつも思うのは本当に必要な支援なのかって事 インクルーシブも難しい エミーはとても素敵 お話としてはとても気持ちいい終わり方でした 問題提起もしているなあと思いつつ読了

  • ︎💓ひかる💓

    私は12歳のエミー。今日こそ車いすでエアジャンプをキメてやる!お父さんが手作りしてくれたジャンプ台で練習してるがコケて頭をを打ったらしい…あれぇ?アレエは親友だ。パパはジャンプ台での練習は反対している。エミーが心配なのだろう。ん〜〜無理だわ想像とはかけ離れた内容だった残念。

  • kirin100

    車椅子モトクロス、知らないなあと思って手に取ったけど、読み進めるうちにエミーの努力や葛藤がぐいぐい胸に来た。当事者主体の支援の大切さ、難しさを思う。おすすめです。

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