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死の接吻

モシェ・スミランスキー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846004477
ISBN 10 : 4846004473
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ユダヤ人作家モシェ・スミランスキーがアラブの人々と親しんで、彼らから聞いた話をヘブライ語でまとめた「アラブの人々」から、訳者が選んだ9つの作品を収録。「星の王子さま」に続く魅力の新訳第5弾。

【著者紹介】
モシェ・スミランスキー : 1874‐1953。ウクライナのキエフ郊外に生まれ、17歳でイスラエルに渡る。ロスチャイルド男爵の葡萄園で働いたのち、土地を開墾して農業に従事。シオニストとして青少年文化活動や政治、文学にいそしみ、物語や論文を各紙に書いた

母袋夏生 : ヘブライ大学文学部修士課程ディプロマ・コース修了。出版社勤務ののち、ヘブライ文学翻訳に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はやしま

    オスマン帝国から英領時代のパレスチナで伝えられた物語や著者の体験を編んだ原著から抜粋されたもの。原文はイディッシュ語の新聞に掲載され、ヘブライ語新聞に転載された。アラブの人々と平和裏に生きようとしたユダヤ人入植者によって編まれたものであることに感慨を覚える。著者本人が登場する2作は切ない。こうした本が紹介される日本の翻訳文化の豊かさが嬉しい。しかも「星の王子さま」や「不思議の国のアリス」等と並んだシリーズの一冊として。題名で(アイラ・レヴィンかよ)と突っ込もうとしたら訳者があとがき冒頭で触れていた(笑)。

  • しゅう

    アラブが舞台の短編集です。全くの異文化の世界です。同じ人間なのでもちろん共有できる喜びや悲しみというのはたくさんあるのですが、女が犯されたら「君の恥辱をあがなえるのは死のみだ」と言って、善意から殺してしまったりします。そんな極端な話じゃなくても、異国情緒溢れる独特の作品で、とても読んでて興味深かったです。

  • 1877

    ーーこの子の身体のなかにはサタンがいるーー

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