CD

Violin Concerto: Midori(Vn)Jansons / Bpo +bruch: Concerto, 1,

Mendelssohn (1809-1847)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC40244
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ベスト・クラシック100極[43]
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
五嶋みどり、マリス・ヤンソンス&ベルリン・フィル


世界最高のヴァイオリニストのひとり、五嶋みどりによるヴァイオリン協奏曲中の二大名曲。みどりの美しいヴァイオリンで聴く、メンデルスゾーンとブルッフの至福のメロディは、まさにこれ以上のものは望めない素晴らしさ。バックをつとめるのはマリス・ヤンソンス指揮するベルリン・フィルという、最高の布陣。演奏家デビュー20周年の2002年にリリースされ、五嶋みどりの新たなディケイドのスタートの幕開けを告げた記念碑的なアルバムです。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
2. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26

 五嶋みどり
(ヴァイオリン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 マリス・ヤンソンス
(指揮)

 録音時期:2003年1月(1)、2002年6月(2)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 DSDマスタリング
 極HiFiCD/音匠レーベル仕様

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私はSACDで聞いてます。メンデルスゾーンや...

投稿日:2025/03/12 (水)

私はSACDで聞いてます。メンデルスゾーンやたらと熱気があるなあ、と思ていたら最後に拍手。ライブなんですね!素晴らしい!!私はスターンとオーマンデイのものと同じくらい感動しました。ヒラリーーハーンの演奏も好きなんですが、ジャケットの美貌をちらりちらりと見てごまかされているかもしれない。メンデルスゾーン、聞くならみどりかスターンです。ブルッフも圧倒的に素晴らしい!!日本人ならみどりの偉大な演奏を所有し、聞くべきです。あ、それからヤンソンスもいいです。ヤンソンスっていつも美しくオーケストラを鳴らしてくれる。今回もみどりのサポートは理想的だ。

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神童として特にアメリカで、活躍され、評価...

投稿日:2012/10/24 (水)

神童として特にアメリカで、活躍され、評価の高かった、ミドリさん。その後も、人間として、音楽家として、自らを見つめ直し、満を持して、ヴァイオリニストとしては定番の2曲、取り組まれました。ヤンソンス、ベルリンフィルの豪華、最高のサポートを得て、技情意揃った演奏となりました。アバドとのチャイコフスキーは、ちょっと合わない処が感じられましたが、ショスタコや、この盤に聴かれる、ミドリさん独自の緊張感、高揚感、スピリットは健在でした。元より、美しい旋律、充然に聴かせて頂けます。これからも、成長し、挑んでいく姿勢、円熟の味のある演奏を聴かせてくれ、充実で健康な人生、送られることを期待します。彼女なら、やれるでしょう。あり得ないだろうけど、大阪の同世代同志、西本智実さんとの共演も、聴いてみたい。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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近年、我が国出身の若手女流ヴァイオリニス...

投稿日:2012/09/09 (日)

近年、我が国出身の若手女流ヴァイオリニストが世界各国の有名コンクールで優勝する等の華々しい活躍をしている。例えば、チャイコフスキー国際コンクールで優勝した諏訪内晶子(その後、神尾真由子が続く。)をはじめ、パガニーニ国際バイオリンコンクールにおいて史上最年少で優勝した庄司沙耶香など、雨後の竹の子のように数多くの若き才能あるヴァイオリニストが登場してきている。もっとも、彼女たちに共通しているのは、デビュー後数年間は華々しい活躍をするが、その後は影の薄い存在に甘んじてしまっているということだ。諏訪内晶子にしても、近年では相次ぐスキャンダルによって新譜すら殆ど発売されていない状況に陥っているし、庄司沙耶香にしても最近での活躍はあまり聞かれないところだ。神尾真由子なども今後どのように成長していくのかはわからないが、クラシック音楽の受容の歴史が浅い我が国の若手女流ヴァイオリニストが普遍的に世界で活躍するような土壌は、未だに肥沃なものとなっていないと言えるのではないだろうか。五嶋みどりは、特にコンクールなどでは取り立てた受賞歴はないが、14歳の時のバーンスタインとの伝説的なコンサートで一躍世界に知られる存在となったところだ。その後は、1990年代から2000年代の前半にかけて、世界の一流指揮者、オーケストラとともに各種の協奏曲等の録音を行うなど、華々しい活躍を行っていたが、最近では、他の若手女流ヴァイオリニストと同様に活動ややや低調になり、2006年のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番の録音を最後に新譜が登場していない状況にある。新譜の数自体が激減している昨今のクラシック音楽界の現状に鑑みれば、致し方がない面もあろうかとも思うが、五嶋みどりにしても、かつての輝きを今後も維持できるのかどうか、大きな岐路に立っていると言っても過言ではあるまい。かつての伝説的なコンサートはもはや遠くに過ぎ去った過去の話であり、五嶋みどりが今後も円熟の大ヴァイオリニストとして末永く活躍していただくことをこの場を借りて祈念しておきたいと考える。それはさておき、本盤におさめられたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番は、五嶋みどりが輝いていた時代の素晴らしい名演だ。五嶋みどりのヴァイオリンは、もちろん技量においても何ら問題はないが、巧さを感じさせないところが素晴らしいと言える。要は、楽曲の美しさだけが聴き手に伝わってくるような演奏を心掛けていると言えるところであり、加えて、畳み掛けていくような気迫や強靭な生命力が演奏全体に漲っているのが素晴らしい。実演ということも多分にあるとは思うが、五嶋みどりの体当たりとも言うべき渾身の、そして楽曲の美しさを際立たせた演奏は、我々聴き手の感動を誘うのに十分であり、このような力強い名演奏を聴いていると、あらためて五嶋みどりの卓越した才能を感じることが可能だ。一部の女流ヴァイオリニストにありがちな線の細さなどは微塵もなく、どこをとっても骨太のしっかりとした構えの大きい音楽が鳴り切っているのが見事である。このような堂々たる五嶋みどりのヴァイオリンを下支えしているのが、ヤンソンス&ベルリン・フィルによる名演奏である。ヤンソンスは、今や現代を代表する大指揮者の一人であるが、本演奏でも五嶋みどりのヴァイオリンをしっかりとサポートするとともに、ベルリン・フィルを巧みに統率して、重厚な装いの中にも両曲に込められた美しい旋律の数々を感動的に歌い抜いているのが素晴らしい。音質は2000年代前半のライヴ録音であり、従来盤でも十分に満足できるものであるが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は、そもそも次元の異なる極上の鮮明な高音質であった。現在では、当該SACD盤は入手難であるが、五嶋みどりの輝いていた時代の圧倒的な名演でもあり、可能であれば中古CD店などでSACD盤を入手されることをおすすめしておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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