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愛は陽炎のごとく

メレディス・デュラン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562043767
ISBN 10 : 4562043768
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

19世紀。婚約者が大佐として赴任するインドへ、両親とともに渡航したエマ。ところが船が難破し、船乗りに助けられた彼女は、純潔を奪われたのではというあらぬ噂を立てられる。両親を失い、唯一の頼りの婚約者からは裏切りを受け、エマは孤独に苛まれていた。ある夜、侯爵のジュリアンはパーティーで人の輪を離れたたずむエマを見て心を奪われる。英国貴族とインド人の血を引く彼もまたデリーの上流社会に馴染みきれない存在。市場で兵士に襲われそうになったところをジュリアンに救われたエマも、彼に惹かれてゆく。そして婚約者の仕打ちに耐えることをやめ、ジュリアンの助けを借りて英国へ帰る決意をするが、2人はインド人傭兵の暴動に巻き込まれ…ロマンティックタイムズ・ファーストヒストリカルロマンス賞ファイナリストがドラマティックに描く、激動の時代を生きる恋人たちの愛の軌跡。

【著者紹介】
メレディス・デュラン : 幼い頃から英国史に魅せられるとともに、ロマンス小説を書くことに興味を持っていた。現在は大学院の文化人類学の博士課程で学びながら、意欲的な執筆活動を行っている。Gather.comの“ファースト・チャプターズ・ロマンス”コンテストに『愛は陽炎のごとく』を応募して優勝し、デビューが決定。2008年のロマンティックタイムズのファーストヒストリカルロマンス賞候補にノミネートされた同作はベストセラーとなり、7カ国語で翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たまきら

    一般庶民との結婚する眉をひそめる人が多いんだから、お貴族が異人種結婚するなんて…ってなるのかな。あ、イギリスの王子様が今度するんだっけ?いいじゃないですかいいじゃないですか。植民地政策や反乱、虐殺と言う惨く悲しい史実を基礎に組み立てられているなかなか骨太なロマンスです。女子の強さ、自由さが素敵でした。しかし、血なまぐさいお話だった…。ドラクロワの虐殺の絵なんかを想いつつ読みました。次作で仲たがいしたご夫婦とかでないのかなあ?

  • ち〜

    貴族令嬢エマはインドに駐在している軍人マーカスとの結婚を控え、両親との船旅の途中で遭難。一人、生還するが、インドで再会したマーカスは冷たかった。そんな時出会ったのが英印の血を引く侯爵ジュリアン。突如始まる反乱軍による暴動に巻き込まれ、共に戦火を逃れるうち愛が芽生えそうになるが、戦争と婚約者により引き裂かれる。ジュリアンに裏切られたと思い続け四年。イギリスで再会した二人は…。エマがインドで犯した罪と、当時の暴動での陰謀に巻き込まれ危機が迫るエマにジュリアンは…。インドでの情景が凄惨でもあり、美しくもあった。

  • KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

    良かった〜(☆▽☆) ヒロインの壮絶な人生を思うと、どうしても幸せになって欲しかった。 海に沈んでいく船、家族。戦争の惨たらしさ。綺羅びやかな舞踏会。何やら怪しげなパーティ。ドラマや映画で観たくなるような作品だった。

  • romance_holic

    ヒロインは良家の子女で、乗っていた船の難破で運命が狂わされます。帰属する社会的な集団からはやや外れてしまい、違う視点を得て、違う生き方になってしまいます。 前半はインドが舞台で、エキゾチックなテイスト。またセポイの乱が背景ですので、激動の時代に波乱の人生を生きる主人公たちの姿が印象的です。そして血なまぐさいシーンもちらっとありますので、苦手な方はご注意ください。 物語半ばで重要な事件が起こり、舞台は英国へ。やや納得いかない部分もありましたが、とても読み応えがあり、面白かったです。

  • ふーちゃん

    インドとイギリスを舞台に、時代が動く中で生き延び愛を確かめた話だった。テンポよく読めた。

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