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コーヒーと日本人の文化誌 世界最高のコーヒーが生まれる場所

メリー・ホワイト

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422210186
ISBN 10 : 4422210181
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界最高の品質と賞賛される「日本のコーヒー」は、いかにして生まれたのか。カフェ黎明期からの歴史をたどり、コーヒー職人への取材や現地フィールドワークを通して現代都市風俗まで活写する。アメリカの人類学者が解き明かした、かつてないコーヒー文化論にして日本人論。

目次 : 第1章 都市空間の中のコーヒー―日本の都会に見るカフェの姿/ 第2章 日本のカフェと歴史―先入観を覆されるコーヒー文化/ 第3章 モダンを追い求める情熱工場/ 第4章 マスターたちの世界観―完璧さを実践しつづける人々/ 第5章 世界最高のコーヒーが生まれる理由/ 第6章 日本のコーヒーとは何か―現代のカフェで味わう食文化/ 第7章 都会の不思議な公共空間―家庭でも職場でもない第三の場所/ 第8章 自分だけの居場所を見つける

【著者紹介】
メリー・ホワイト : ワシントンD.C.生まれ。ボストン大学教授・文化人類学者。ハーバード大学卒業、同大学大学院修士・博士課程修了。主な研究対象は日本社会、都市空間、教育、食文化。1963年に初来日して以降、訪日を重ねて現地フィールドワークを続け、2002年から一年間、京都日本研究センターの客員教授として京都に在住。2012年にアメリカ最古の日本協会The Japan Society of Bostonより、日米相互理解に貢献したとしてJohn E.Thayer 3 Awardを受賞

有泉芙美代 : 神戸市生まれ。中部大学国際関係学部卒業、南山大学大学院国際地域文化研究科博士前期課程修了。アメリカ文学専攻。『アリーナ』(中部大学出版)に書評を多数執筆するかたわら、翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    備忘録:夫が面白がるかな?と取り寄せてみました。ちょうどすみだ珈琲さんでコーヒーマンガを読んだばかりなので、重複するところなどをより詳しく読めて面白かったです。特に著者が京都にいる方なので京都のカフェに詳しく、次回行くときの参考になりました。夫は貧乏学生だったのでぜ〜んぜんお店を知らなくて悔しそうでした。ぷぷぷ。

  • くさてる

    アメリカの文化人類学者による、日本人とコーヒーの文化についての本。様々な切り口から語られる「日本人とコーヒー」はまさに文化と呼ぶしかない豊かさと複雑さ。どんな風にでも色付けできそうなそんな内容を、学者らしく客観的な、しかし無機質ではない文体でまとめ上げていて面白く読みました。

  • qoop

    日本的な喫茶店理解に関し、強い嗜好性に対する職人/求道的なこだわりへの言及以上に、狭い住環境を補う擬似的な私的空間/近隣との付き合いが希薄な都市空間に於いて代替的な人間関係を築ける場所、という相反する要素を含んだ解釈に納得。ところで、味へのこだわりが強く、滞在時間の(平均値は知らないがおそらく)短い新手のコーヒースタンドがここ何年かで目立つようになったが、著者はこれをどう解するだろう。職人的であり、親世代以上に人間関係の希薄さを是とする世代に適応したより都市型の空間とでも云えば、うまく収まるかも知れない。

  • Ryo Sogawa

    日本のコーヒーと喫茶店の歴史、文化のアメリカ人による紹介。毎日コーヒーを飲むけど、日本のコーヒー文化がここまで独特な進化を遂げたものだったとは知らなかった。

  • Yasuyuki Kobayashi

    日本の喫茶店は世界のコーヒー文化の頂点に存在していた。

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