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空、はてしない青 上

メリッサ・ダ・コスタ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065354162
ISBN 10 : 4065354161
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「26歳、男性、若年性アルツハイマーの診断を受け、余命2年の宣告。最期の旅の同行者を求む。性別不問」。エミルは病院と周りの同情から逃れるため、キャンピングカーで旅に出ることにした。同行者をインターネットで募集したところ、1週間後返信が届いた。「高速道路の三番出口で待ち合わせしよう。こちらは、つばの広い黒い帽子にゴールドのサンダルに赤いリュック。それでどう?」。待ち合わせ場所に到着すると、小柄な若い女性がいた。彼女の名前はジョアンヌ、自分のことは何も語らない。2人はとりあえず、ピレネー山脈に向け出発することにした。それは、驚くほど美しい旅の始まりだったーー。

爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編。


【著者紹介】
メリッサ・ダ・コスタ : 1990年生まれ。作家。2019年に『空、はてしない青』でデビューし、瞬く間にミリオンセラーを記録。2023年と2024年にフランスで最も売れた作家となった

山本知子 : 仏語翻訳家。ピケティやマクロンの著作をはじめ、ノンフィクションも多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    フランスでデビュー作が200万部売れたベストセラーと言うことで読みました。余命2年のキャンピングカーの旅物語、上巻は一気読みです。上巻だけでも、売れている理由が解る気がします。続いて下巻へ。トータルの感想は、下巻読了後に。 https://sorahate.kodansha.co.jp/

  • KAZOO

    読書メーターさんに応募して初めて当選して送られてきた本です。ありがとうございます。今まであまり応募はしていなかったのですが、未刊(25年9月に2冊で発刊予定)ですが1冊のプルーフ本(800ページ強)ということで楽しませてくれました。読みやすく、26歳の男性が若年性アルツハイマーの診断を受け、最後の旅の同行者を募集してキャンピングカーで旅行していきます。同行者は若い女性で訳ありですが、この主人公やその女性の過去などが語られていき、最後は寿命が尽きますが、希望を与えてくれるような終わり方でした。いい本です。

  • アキ

    まるで自己啓発本のように、主人公が不思議な女性に導かれて行く物語。設定が、若年性アルツハイマーと宣告された26歳のエミルが、親に無断でキャンピングカーでSNSで募った見ず知らずの26歳で黒ずくめのジョアンヌとピレネー山脈へキャンピングに行くという変わったもので、その後の展開も意外性を発揮してすらすら読める。不思議な雰囲気のジョアンヌの何気なく呟いたプルーストや孔子、スタンダールの箴言がエミルの心を動かす。「もっとも偉大な旅人とは、自分自身を見つめ直すことができた旅人だ」下巻では更に主人公の内面に迫るのか?

  • pohcho

    若年性アルツハイマーで余命2年と宣告された26歳のエミルは人生最後の旅を決意。ネットの掲示板で旅のパートナーを募集したら、29歳のジョアンヌから返事がきて、二人は旅に出かけるのだ。風変わりなジョアンヌに戸惑うエミルだったが、やがて二人は少しずつ心を通わせていく。そして旅の途中、エミルが倒れて病院に運ばれた時、ジョアンヌは驚くべき提案を・・。意識を集中してケーキを味わう場面が印象的。「フランスでもっとも美しい村」行ってみたいな。現実味はないが、おとぎ話めいた感じがいかにもフランスっぽいなと思う。下巻へ続く。

  • 私には若年性アルツハイマー病のことが全然わからなかったのでネットで色々と調べてみました。アルツハイマー病と若年性アルツハイマー病の主な違いは、発症年齢にあります。一般的なアルツハイマー病は、主に65歳以上の高齢者に発症しますが、若年性アルツハイマー病は65歳未満の人々に発症することが特徴です。ストーリーが進むにつれてジョアンヌの置かれている立場も朧気ながら分かってくる。この辺もジョアンヌの過去に関係あるのかな?と読みながら考えました。それにしてもエミルの病状の進行具合(特に余命二年)て早過ぎない?

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