Messiaen, Olivier (1908-1992) Review List
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Posted Date:2025/11/03
作曲者の2台ピアノのための代表的な作品を聞く。この演奏では切れ味鋭い表現ではなく、まろやかにさえ感じる円熟した演奏を堪能することができ、作品の親しみやすい側面も感じられ、ダイナミックな演奏に聞き入った。
げたんは .
Posted Date:2025/07/18
既にこの曲がスタンダードな名曲になったような貫録を感じさせる演奏である。重量感のあるオーケストラの響きに加え、ピアノの躍動感や落ち着いた表現、オンドマルトノの実のある音に吸い込まれる。周りから音が降り注ぐような録音も素晴らしい。
げたんは .
Posted Date:2025/04/02
若きベロフが名手たちと成し遂げた最高のメシアン!硬質で黒光りするようなベロフのピアノが冴え渡り、メシアン特有の神秘的沈潜から強靭な強奏まで、凄まじい程の表現力でこの名作を描き尽くす。勿論各奏者とも絶妙の語り口で聴かせるが、特に名手ド・ペイエによる第3楽章のclソロは神懸り的で、楽器の表現力を最高に発揮させたその超絶技巧に思わず戦慄。そして奏者たちの持ち味が存分に発揮された第6楽章のシンフォニックなまでのアンサンブルと鮮やかな切れ味、第7楽章での神聖な歌と破壊的な強奏の痛烈な対比、カタルシス(チョーカッコイイ!)。白眉は第5楽章及び終楽章の深い祈りと神秘的沈潜で、永久に続く息の長い天国的な歌に我が心も天に召される思い…!黒つぐみは名手ツェラーのフルートが光り、太めの質実な音色と品格、そしてカラヤン時代のBPOを支えた卓越したテクで鮮烈な名演を成し遂げた。コンタルスキーのピアノもツェラーに寄り添いつつ存在感抜群でベロフにも負けぬ好演。録音は古いがオン気味で鮮明、各楽器の質感もリアルで良好。
スノードロップ .
Posted Date:2024/12/13
メシアンのこの曲を数十年ぶりに全曲聞いたが、印象がだいぶ異なり、聞き手である自分自身の音楽との向き合い方の変化を感じる。以前の前衛的な音への衝撃とは異なり、いわゆるクラシックとして、こなれた演奏がここに現れ、とても聞きやすく感じた。チェロを中心とするこの曲で、日本人の名手たちのアンサンブルの完成度が高度で、一貫性や柔軟性もある。また、アデスの作品も同じ楽器構成で、起伏もあり充実していると思う。
げたんは .
Posted Date:2024/12/05
すばらしいです。 ブルックナーの交響曲と組み合わせ、国、時代、音楽の性向は違っても、カソリック作家の管弦楽を比較音楽史的に提示(カソリック教義がわからない以上真の理解は不可能なことで、私にもわからない。)するという、極めて知的かつ啓発的なプログラムの音楽会が四半世紀前の日本にあったということは、我が国の演奏史、音楽受容史上の重要な事件のひとつでしょう。 また、その記録をこのようなパッケージで再現し、かつ後世に継承することは、単なる企業行為というよりも、日本の音楽文化の維持・継承のための非常に知的な事業と言えると思います。 これを出すというのは、なかなかなまじっかのレーベルでできることではない。CDがいきわたる頃にSACDが出てくるのはどうかと思うが、ALTUSさんがんばって、もっといい仕事してください。
kentaroh .
Posted Date:2024/12/04
作曲者ゆかりの地のオーケストラによる演奏。静寂の中に響く独奏ホルンも活躍するが、ピアノが縦横無尽に演奏し、さながら協奏曲のように聞こえる。オーケストラの音色も変化し、まさに乾燥地帯にいるかのように感じる。きらきらとしたグロッケンシュピールの音も印象的。
げたんは .
Posted Date:2024/11/02
これは驚くべき名演だ!沼尻竜典は玄人受けする名指揮者だとは知っていたが、これほどオーケストラ・ドライヴが上手いとは思わなかった。それほどリハーサル時間は取れなかったと思うが、冒頭からグイグイとオケを操り、即興的な表現を随所に感じさせつつ、この巨大な作品を揺るぎない構造物として現出させている。さらにオケの響きが信じ難いほど官能的であることは特筆すべきであろう。日本フィルの響きはどちらかというと堅いものだが、このオケからエロティシズム溢れる響きを引き出した沼尻竜典の至芸には圧倒される。もちろんライヴならではの高揚感にも不足はない。最高の「トゥーランガリラ」と断言しよう。
banban .
Posted Date:2024/02/23
小澤征爾という指揮者は近現代作品とフランスものに最良の適性を示した人だったと考えている。スマートで緻密で奇をてらわない音楽作りと、楽譜を徹底的に読み込み咀嚼吸収する勉強熱心さが近現代作品とフランスものの演奏に向いていたのだ。そんな彼がフランス現代音楽の代表作であるメシアンの『トゥーランガリラ交響曲』を振って悪かろうはずがない。1962年、作曲家本人の監修の下で日本初演がなされた際に指揮を任されたのは小澤だった。初演は大成功を修め、さらにその5年後の1967年にやはり作曲家本人の監修のもとで録音が行われた。 当時32歳の小澤の指揮はいかにも青年指揮者らしく活気に満ち、颯爽として引き締まった演奏を聴かせてくれる。ダイナミズムと色気も不足しておらず、特に第5楽章「星の血の歓喜」の複雑かつ官能的な旋律の歌わせ方は聴きものであろう。同曲違演の多い小澤だがこの録音については納得がいったのか、再録音されることは無かった。メシアンとの親交も終生続いたそうなので、メシアンからも褒められていたのだろう。 2024年2月6日、小澤征爾逝去。本盤は彼の貴重な遺産となるだろう。お疲れ様でした。合掌。
金山寺味噌 .
Posted Date:2023/04/29
演奏、録音ともに、同曲異盤のなかでも、抜きん出て、しかもこの演奏ならではの個性も刻印されている。録音はベルリン・フィルハーモニーの空間を感じさせる奥行き感があり、なおかつクリア。このオケの機能性を余すところなく伝えている。演奏は、シャープで、オケのパワー全開に充実した響きを引き出している。リズムと響きが、まったく俗っぽくない。なぜ、評価が低いのか、謎。
林檎太郎 .
Posted Date:2021/06/24
待望のメシアンアルバム!先行して発売されているブルックナー交響曲全集と組み合わせて、当日のコンサートの再現をしながら、前半をメシアンの管弦楽曲、後半をブルックナーの交響曲の順に楽しんでみました。改めて若杉先生のプログラミングの素晴らしさ、そして何よりN響メンバーのプロとしての演奏技量の確かさ、素晴らしさに、感涙してしまいました!ほとんどの楽曲が初の演奏経験に違いないN響メンバーを巧みにリードする若杉先生の十八番、メシアンワールド!オーケストラサウンドを満喫させてくれるこのアルバムは強烈にお薦め致します!!
boss . |40year
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