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70歳の日記

メイ・サートン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622078623
ISBN 10 : 4622078627
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

残された時間は多くない。故郷ベルギーから切り離された孤立感も深い。しかし「今の私は、生涯でいちばん自分らしい」。出会いと喪失、発見にみちた濃密な一年。

【著者紹介】
メイ・サートン : 1912‐1995。ベルギーに生まれる。4歳のとき父母とともにアメリカに亡命、マサチューセッツ州ケンブリッジで成人する。一時劇団を主宰するが、最初の詩集(1938)の出版以降、著述に専念。小説家・詩人・エッセイストで、日記、自伝的エッセイも多い

幾島幸子 : 1951年東京都に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【書くことは、自分に何が起きているかを理解する手立てであり、困難な問題を考え抜くための手段なのだ】詩人で小説家のサートンが、「今の私は、生涯で一番自分らしい」と表現した1年を、率直に綴った日記。訳者は「あとがき」で書く。<孤独を愛しながらも人間や自然との濃密な交流から活力を得、自らの老いや弱さと正面から向き合い、曇りのない目で社会を見つめるサートンの生き方は、30年以上の月日を経てもなお新鮮であり、刺激的だ。サートンは、そのきりりと背筋の伸びた姿で私たちを勇気づけ、魅了してやまないのである>と。同感だ。⇒

  • 白玉あずき

    若い時に読んだら絶対に!つまらなかっただろう。今だからこそ、この本に元気と希望をもらうことができた。一人であっても年老いても、普通の日常生活の中に生きる張り合いと喜びを見つけることができるのだと安心したから。サートンさん、70歳でこの繊細で柔らかい感受性!「社会的孤立」に陥らないよう、今から職場以外の人間関係を作らなければ。自分より年下の友人を持つことが大事よ!と仲間内では話し合っているが、いくつになっても新たな出会いがある事を信じて「わがまま偏屈ばばあ」、「ひがみ虫」にならないよう、心の修行だ修業!

  • algon

    著者初読。住んでいたメイン州は私の居る北海道とは緯度がほぼ同じで経度がほぼ反対側という事で季節感や花暦的には違和感がない本だった。隣のバーモント州に住むターシャ・チューダーは同じ世代だが世に出る時期も分野も違っていて接点はない。著者は独り居を望みながら夥しい来客や訪問・文通をこなしていく。人気作家の仕事上やむを得ない面もあるがターシャの孤高を知った目からするとけっこう俗な面も否定できない。つまりは独り志向だが社交好きなリベラルな作家ということなのだろう。1年間の日記は誠実に心情が吐露され穏やかに楽しめた。

  • ののまる

    田舎での田舎暮らしを選択してはいるが、執筆に庭仕事、訪ねてくる人びととの交流や、アメリカ各地での講演会やサイン会など、かなりの忙しさ。一人でたたずむ時間や朝日が差し込むリビングをみてハッとしたり、飼い猫・飼い犬との時間を慈しんだり。老年の気持ちや苛立ちなども正直に記していくメイ・サートンの日記は全部好きです。このあと、『74歳の日記』を読んだら、邦訳されているものは全部読んだことになるけど、また自分が歳を重ねたときに、順繰りに全部読みたい。

  • オカピー

    70歳になったらどんな生き方をするかなと思いながら、読みました。サートンさんは、作家で詩人で沢山の友人知人をお持ちで、忙しく動き回っている感じがしました。遠い知人に会いに行ったり、講演で旅をしたりそうしている中でも、自分自身を見つめる休憩時間をとってるようです。タマス(犬)、ブランブル(猫)の散歩や時々訪れる鳥たちを眺めたり、庭の手入れと季節に咲く花々に心を動かされ、日々ゆったりした時間も作っている。ただ、手紙を頂く量も書く量も半端ないですね。自分でプレッシャーをかけないと、到底返信はおぼつかないですね。

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