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天才たちの日課

メイソン・カリー

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845914333
ISBN 10 : 4845914336
Format
Books
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小説家、詩人、芸術家、哲学者、研究者、作曲家、映画監督…彼らはどうクリエイティブを保っていたか?161人の天才たちの「意外?」「納得!」な毎日の習慣。

目次 : W.H.オーデン(詩人)/ フランシス・ベーコン(画家)/ シモーヌ・ド・ボーヴォワール(作家・思想家)/ トーマス・ウルフ(作家)/ パトリシア・ハイスミス(作家)/ フェデリコ・フェリーニ(映画監督)/ イングマール・ベルイマン(映画監督)/ モートン・フェルドマン(作曲家)/ ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(作曲家)/ ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(作曲家)〔ほか〕

【著者紹介】
メイソン・カリー : ペンシルベニア州ホーンズデール生まれ。ノースカロライナ大学アッシュビル校卒業。卒業後、2005〜2013年まで、ニューヨークの雑誌『Metropolis』、『Print』で編集者として勤務。その後、フリーランスライターとして『Slate』『New York Times』その他の媒体に寄稿。個人で運営していたブログ「Daily Routine」を元にした『Daily Rituals』(New York:Alfred Alfred A.Knopf,2013)が初単著となる。現在は、ウェブサイト「Core77」のシニア・エディターとして勤務しながら執筆活動を行なっている

金原瑞人 : 1954年、岡山市生まれ。法政大学社会学部教授。翻訳家。英米の古典からヤングアダルト、ノンフィクションまで幅広い翻訳を手がける

石田文子 : 1961年、大阪府生まれ。大阪大学人間科学部卒業。金原瑞人に師事して翻訳関係の仕事にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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『 天才たちの日課 』仕事や制作、毎日して...

投稿日:2021/07/08 (木)

『 天才たちの日課 』仕事や制作、毎日していることや過ごし方。何かを生み出している人々の日々から、何かしらを感じれる161のバリエーション。天才たちのことが知りたいというよりも、もはや人って面白いなぁって、それぞれの考えた方や行動を知ることが良いなぁと思える充実の内容である。著者は固めに疑問を並べて「一生懸命働くんじゃなくて、うまく働くのは可能なのか?創造性と快適さは両立しないのか?それとも逆で、創造的な活動を続けていくには、日々の暮らしがある程度快適であることが必要なのか?」と示してはすぐさま「この本で、それらの問いに答えるつもりはない。」と言い切っている。そりゃそうだ、意欲や意識の高め方は、人により真逆の条件下や環境下であったりすることも書かれてあるのだから、ひと通り見渡して、自分に合った、共感出来るものを見つけ出すという楽しみもある。一人の方の言葉を借りて「 私は毎日書かなければならない、それは成果をあげるためではなく、習慣を失わないためだ。」日頃の姿勢の良さをさりげなく表していて良いなぁと感じたものだ。幅広い分野の多数の人々の営みを知れる一冊。

seigo-hk さん | 長崎県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房

    作家、学者、音楽家……『天才』と呼ばれた161人のライフスタイルを文献や資料を基に紹介した本。一人につき1頁から4頁程度にまとめられていて、興味のある人物だけ拾い読みもできる。作者によると「一生懸命働くんじゃなくて、うまく働く事は可能なのか、創造性と快適さは両立しないのか」を探るのが執筆の動機だったという。大きく朝型と夜型に分けられるが、二度寝して『朝』の時間を増やす例もある。どちらにしても、毎日決まった時間に仕事をする人が多いのは興味深かった。どんな天才も、何かを成し遂げるには継続性が不可欠なのだろう。

  • はたっぴ

    タイトル通り芸術家や小説家の日常を綴ったもの。どんな偉人でも1日は24時間しかなく、平等に流れる時間の中で歴史に残る名作を生み出したことに称賛しつつ読了。多くの巨匠がインスピレーションに打たれるのを気長に待つということをせず、習慣的なスケジュールに従ってコツコツと仕事をしていることに驚いた。日本人でただ一人登場する村上さんも緻密で真面目な仕事ぶりを披露しているが、面白みのない機械的な生活を繰り返す達人が多く、それはそれで意外に面白いのだ。ここに登場するのは天才ばかりだがとても素朴で肩の凝らない作品だった。

  • kou

    何となく天才=破天荒!!ってイメージだったが、副題の通り「必ずしもクリエイティブでない日々」なんだなと思った。みんな早起きだったり、散歩したり、厳密に決めたタイムスケジュールを、毎日、繰り返している人が多いと感じた。後生に残る名作は、こうした日々の繰り返しで出来ていると思うと、感慨深い。

  • harass

    古今東西の文学者芸術家の日課や心がけていることをまとめた本。一人4ページほどで百数十人分。初めて知る名もけっこうある。厳格に生活リズムを決めている人が多いのだが、そうでもない人もいる。女性に多いが主婦などの雑務をこなしながら著作をするひともあり様々だと。ブログの書籍化で、短い記事がただ並んでいるものといっていい。正直飽きてくるので途中から目を通すだけにした。興味のある人のだけを拾い読みするのが正しい読み方だろう。唯一の日本人は村上春樹。

  • harass

    返却前に再読。ウィリアム・スタイロンは仕事場の壁にフローベールの有名な文を掛けている「生活においてブルジョアのように行儀よく規則を守れ。そうすれば仕事においては暴力的で独創的になれる」と。似たようなことをどっかで聞いたがフローベールの文だったのか。

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