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12人の皇帝たち 古代から現代までの権力のイメージの変遷をたどる(仮)

メアリー・ビアード

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791774357
ISBN 10 : 4791774353
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 モールの皇帝―序章/ 2 「一二人のカエサル」のラインナップ/ 3 コインと肖像画―古代と現代/ 4 不完全な「一二人のカエサル」/ 5 最も有名なカエサルたち/ 6 風刺、転覆、暗殺/ 7 カエサルの妻は…疑われてはならない?/ 8 あとがき

【著者紹介】
メアリー・ビアード : ケンブリッジ大学古典学教授。専門はローマの歴史と美術。ニューナム・カレッジ特別研究員。英国学士院会員、アメリカ芸術科学アカデミー特別会員。著書に『Pompeii:The Life of Roman Town』(ウルフソン歴史賞)など多数。アストゥリアス皇太子賞受賞、大英帝国勲章(デイム・コマンダーDBE)受勲

森夏樹 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    皇帝たちはどのように描かれてきたのか。ユリウス・カエサルからドミティアヌスまでの12人のローマ皇帝たちのイメージが、2000年にわたり芸術と文化の歴史に果たしてきた役割を、豊富な図版とともに紹介する。絵画多数紹介。そのうち中野京子さんが同じテーマで書きそう。

  • MUNEKAZ

    カエサルからドミティアヌスまでの12人のローマ皇帝の「イメージ」を紹介する。近世に胸像や頭像が大量に発見されるまで、皇帝イメージの源泉は古代のコインに描かれた肖像であり、現代の我々が「カエサル」や「アウグストゥス」と認識している像も、コインの肖像と突き合わせた何ともあやふやな代物に過ぎない。多くの印象的なエピソードを挟みながら、虚実入り混じる不思議な皇帝イメージの迷宮に入り込んだような読後感。誤解されたイメージが真実となり、時代ごとの意味を付与されながら拡散していく。日本の戦国武将像にも通ずる話だ。

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