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想いはベールに包まれて ライムブックス

メアリ・バログ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562065554
ISBN 10 : 4562065559
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

社交も人目に触れることも避けて生きてきたレン・ヘイデンは、育ての親のおじの工場経営を手伝い、女性ながら実業家として手腕を発揮していた。だが、おじ、おばが亡くなりひとりになって、共に生きる伴侶がほしいと思いはじめる。そこで経済的に困っていそうな上流階級の男性を夫として迎えようと考えた。リヴァーデイル伯爵を継いだアレグザンダー・ウェスコットは、長年放置され価値のなくなった領地まで管理することになり困窮していた。そんな折、レンから会って話したいという申し入れがある。「わたしたちが協力しあえば、望みのものをそれぞれ手にできると思います」と言われ戸惑うが、レンの抱える悲しみに触れたとき、アレグザンダーは彼女を守りたいと思い…優しさ溢れるメアリ・バログの世界の最新巻。

【著者紹介】
メアリ バログ : リサ・クレイパスやエロイザ・ジェームズらと並ぶNYタイムズ・ベストセラー作家のひとり。ウェールズ出身で現在はカナダ在住。教師職を経て1985年に作家デビュー。以来、多くのリージェンシー・ロマンスを上梓し、主人公の内面をあますところなく描ききる精緻な筆致で多くの読者を魅了している。ロマンティック・タイムズ誌の最大功績賞をはじめ、豊富な受賞歴を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    今回も読みごたえのある素晴らしい内容でした。今シリーズでは思いもよらぬ苦境にさらされた家族が、ともに助け合い、怒りや苦しみを乗り越えていくところがメインテーマだと思うのですが、今回は思いがけず爵位を継ぎ傾いた領地を再生する羽目になった男子と、生まれついてのあざのせいで苦しんできた女性のロマンスです。二人が交わす会話が知的でとにかく素敵。それにご贔屓・小柄でも存在感はジャイアントなお公爵が娘を抱っこして登場して嬉しかったです。次回も楽しみ!

  • aiko

    痣のある顔を隠し生きてきた実業家のレンと経済問題に悩む生真面目なアレグザンダーの利害の一致から始まるロマンス。 華やかな恋愛や劇的な展開ではないけれど、ウェスコット家の人達の群像劇的な部分とH/Hのロマンスを絡めることで、レンが分厚いべールの奥から一歩ずつ踏み出し、背筋を伸ばして歩いていけるようになる道のりの描写が大変良かったです。 前作に引き続き恋愛に限らない様々な愛の形がテーマの一つで、行間を含め一字一句を噛み締めながら読んでしまう。やはりメアリ・バログは良い。 あと今回人物相関図が復活。必須ですね。

  • ユキタ

    ウェスコット家3冊目。思わぬ惨事から爵位を継ぐことになった生真面目ヒーローと、顔の半分をあざに覆われているせいで世捨て人同然の暮らしを送る実業家ヒロインの物語。作中に「毒親」と出てきたのが時代にそぐわなく思えた以外はとても面白かった。このシリーズは「ひとりの人間としてどう生きるか」というどっしりしたテーマの上を全員善人なウェスコット一族が賑やかに動き回っていて、ほんと好きだな。続刊もぜひ読みたいんだけど、レーベル休刊中ときいてがっかりしている。

  • ななしゃむ

    23/9/20発売。初版11/11購入。

  • 針葉樹

    メアリバログは主題だったりディテイルに、繰り返し表れるものがいくつがあります。 その中で「傷付いたから思いっきり篭もる」 というのは前から私は読んでみたいとずっと思ってたテーマで、ハクスタブルシリーズにあります。そしてこれでした。 ありがたいのですが、なかなかに地味で。割とすぐにブックオフに…。今日ここで他の方の感想を読めてとても幸せです。今一つ自分の中で立ち上げにくいので、英語で読もうかとも考えてます。 主人公の名前、レンの意味が鳥のみそさざいというのが、私にとって軽い衝撃でした。表紙も特別美しいです。

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