Books

ウッドローズ

ムリドゥラー・ガルグ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773811162
ISBN 10 : 4773811161
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Porco

    半分まで面白かったのですが、後半は話の筋を見失ってしまいました。ヒンディー語文学の邦訳は珍しいのではないかと。

  • ばなな

    新聞の新刊紹介にて、インド人作家、そして女性差別の問題との事で読んでみる。いかに男が偉い?立場上の世界で女性視点から家庭周りを見る。これを読んでいると威張ってばかりいる豚男達よりも女性の方が十分に我慢強くしっかりしている。だからか女性が子供を産むのはとも考えてしまう。5人の女性たちの生きる姿。文章的には、好きになれないし、5人目女性で読むのを挫折してしまった。

  • Saku

    男が女に手をあげて物の様に扱うことが当然のインド社会で生きる女性たちを中心に、児童労働や貧富の差、宗教や伝統の拘束力等の凄まじい問題を抱えたインドの闇の側面を告発するかの様な本だ。しかし、登場する一人一人の主人公たちが見いだす希望はひとつひとつ違う光を放っていて、なんと不確かで移ろいやすいのだろう。誰もが不幸を前に自分の答えでしか生きていけない。神や他人頼りの人生がいかに暴力に溢れたものになるか、弱々しくともウッドローズの様に繰り返し自分の足で立ち上がることの美しさをこの本は教えてくれる。

  • うどん

    こういう話は「差別」と表現するよりも、「文化」として一先ず捉えて読むことが必要だと思う。「子供を次々に産ませられる」のは身体に悪い、と理解している年長者女性が存在していて少しほっとした。今昔問わずインドのことをもっと知りたい。インド出身の女性作家はどんどん出てきて欲しい。

  • naonchi

    無愛想とも思える飄々とした語りと短いセンテンス。読んでいると、だんだんその リズムにユーモアすら感じられてくる。日本では考えられないくらいの男尊女卑、階級差別、貧困、児童労働がベースにありながら出てくる女性がみんな力強い。それぞれのエピソードが少しずつ重なって数十年かけて幸せの予感を掴んでいく女性の叙事詩。今あるところで、精一杯に咲く花たち。悲劇を目一杯に受け取らないで自分なりにやり過ごし折り合って、いつでも笑える余地を残している人の強さには感じ入るものがある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items