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ISBN 10 : 4753310817
Content Description
目次 : 「クライン論文の衝撃」―はじめに/ 「微妙な批判の兆しに気づく必要性」―フェレンツィ、フロイト、そして精神分析との出会い/ 「どうやってお船たちはドナウ川に浮かべられるの?」―子どもの心的発達/ 「ただの奔放さにあらず」―初めてやってきた子どもの患者たち/ 「完全に現実離れしたイマーゴ」―フロイトからの離脱/ 「誰がそれを疑えようか?」―早期対象愛、心的防衛と解離のプロセス/ 「愛の対象の喪失」―アンビヴァレンスと抑うつ状態/ 「愛の対象の喪失」―抑うつポジションにおける悲劇性と道徳性/ 「この非現実的な現実」―クラインの空想(幻想)phantasy概念/ 「超然とした敵意」―妄想分裂ポジション/ 「バラバラになること、自らを分割すること」―投影同一化、未統合状態と分割過程/ 「あまりにも得難いゆえ」―羨望に関する2つの説明/ 「言葉なくても分かってほしい、果たされぬ望み」―孤独loneliness
【著者紹介】
飛谷渉 : 1964年大阪府高槻市生まれ、滋賀県大津市にて児童期思春期を過ごす。1991年大阪市立大学医学部卒。1996年同大学院博士課程修了、医学博士。以後、大阪市立大学神経精神医学教室助手を経て、2004‐2008年ロンドン・タヴィストック・センター思春期青年期部門留学、思春期青年期臨床課程修了。同時期にクライン派精神分析家に師事し精神分析を学ぶ。ロンドン芸術大学にて学生メンタルヘルス・コンサルタントとして勤務。現職:大阪教育大学保健センター准教授。日本精神分析学会認定スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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