ミーティ・シュロフ・シャー

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テンプル・ヒルの殺人鬼 ハヤカワ・ミステリ文庫

ミーティ・シュロフ・シャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151863011
ISBN 10 : 415186301X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ムンバイ、テンプル・ヒル。作家ラディは親友の父親が死体となって書斎で発見されたことを知る。ラディは調査に乗り出すが‥‥。

【著者紹介】
ミッティ・シュローフ=シャー : ムンバイ在住の作家。2021年に『テンプルヒルの作家探偵』(本書)で作家デビュー。同作は2022年度の英国推理作家協会(CWA)賞新人賞の候補作となるなど、非常に高い評価を受ける

国弘喜美代 : 大阪外国語大学外国語学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • NAO

    テンプルヒルは、ムンバイの上流階級の人々が住んでいる街だ。その社会は極めて狭く誰もが干渉しあっており、明るく華やかな表側からは見えない影の部分がある。表側が明るければ明るいほど、その裏側は陰惨だ。うまくいっていればいいが、いざ事業がうまくいかなくなると、ことは難しくなる。うまくいっていないことが他の住人に悟られさりげなく除け者にされるか、悟られないためにごまかし続けようとせるか。被害者の真の姿は、本当にひどいものだった。だが、彼は、テンプルヒルの象徴のような人物だったのかもしれない。

  • インドが舞台。知らないことばかりで、暮らしぶりとか食べ物とか、お話しより楽しみました。

  • maja

    インド、ムンバイの上流階級が住む街テンプルヒルに長年のアメリカ暮らしから帰郷したばかりのラディカ。狭い共同体でこれからいろいろと穿鑿されると身構えた気分になっていたところ、親友の父親の死に出くわす。警察は自殺と結論づけたが腑に落ちない彼女は独自に調査に乗り出していく。インドものでグジャラートのコミニュティ、ジャイナ教と興味があったのだがそれもさらっと流れて物足りないまま読み終えた。

  • スイ

    インドの高級住宅地を舞台に、アメリカから戻った作家が親友の父の死の謎を追う。 暮らしの描き方が丁寧で、階級社会への批判も備えていて興味深かった。 肝心のミステリの方は、論拠・証拠が甘すぎませんか…と乗り切れずにいたのだけど、真相は胸がキュッとなった…この動機はねえ…良かった…だめだけど!殺しちゃだめだけど!でも好みの動機です…。 ところで、女性が謎解きの主役のミステリ、傷心で故郷に帰って事件に遭遇パターンが多い気がする。 その中で大なり小なりロマンスが芽生えるのも。 もっと色々な状況のものが読みたいなぁ。

  • ちえり

    インドミステリー。読み慣れないせいか初めのうちはすごく疲れた。まず名前。男なのか女なのか分かりづらいし。雇用主と使用人との身分?制度みたいなものとか、まだあるのかぁって感じ。アガサクリスティの時代ならわかるけど、これって現代なのにな。インド独特の料理とか頻繁に出てきて、注釈はつけてくれているけど、なかなかイメージしづらい。ものすごく砂糖と油使ってるなぁ、そして食べてばっかり。インドの生活とか風習がわかって面白いけど、ミステリーとしてはちよっとなぁ、物足りないっていうか。シリーズなのかな?

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