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子犬たちのあした ロンドン大空襲

ミーガン・リクス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198647667
ISBN 10 : 4198647666
Format
Books
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
尾高薫 ,  

Content Description

犬のミスティは、空襲におびえて逃げこんだ地下鉄の駅で子犬を2匹産んだ…。戦時下のペットの姿を描く新しい視点の児童文学。

【著者紹介】
ミーガン・リクス : 1962年ロンドンに生まれる。学習障害児の教育法を学び教職についた後、アメリカ、ニュージーランド、シンガポールなどで様々な職を得て暮らす。タスマニア滞在中にはじめての本「マスター・オブ・シークレット(未訳)」を本名のルース・サイメス名で刊行、その後、児童文学やラジオ、テレビのジャンルで活躍。2006年、介助犬の子犬飼育ボランティアを経験してから、動物を扱った作品をミーガン・リクス名で発表している。英国在住

尾高薫 : 北海道生まれ。国際基督教大学卒業。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 7a

    児童向け。ロンドン空襲でパニックになり飛び出した身重の犬ミスティが地下鉄の駅で産んだ2匹の子犬の物語。戦争の話なのに、子供を思う母犬、母犬亡き後身を呈して子犬を守る野良猫、動物を保護し守る人たち、愛の溢れた話だと思う。戦下にあって被災動物を捜索する団体がいたり、救助犬を育成しようとする動きがあったりと、イギリスはかなり進んでいるというか、ポジティブでタフな国だと感心。

  • あられ

    戦時下、人も大変な中、ペットのために動く組織があったことにびっくりする 今、被災地で避難所にペットと一緒に避難できない日本を思うと、その考え方の違いに震える 空襲におびえる銃後の人々の生活を淡々と描いている 

  • You

    姉妹編に続き良書だった。ロンドン大空襲下の動物たちというテーマがテーマなので、つらい場面もある。結構、いやかなりつらい…。それでもかなり温かく、光ある構成で書き上げている。戦時下でのペットという、確かに存在し、確かに悲劇に見舞われたに違いないのに、人間と比較してどうしてもほとんど語られない存在を、現代に生き生きと蘇らせてくれて嬉しく思う。色んな人が、色んな立場で、自分のやり方でそれぞれ動物を守った事実に、平和な時代の国に生きる私が救われる。古今東西に人間の都合で何もわからないまま死ぬ動物がいることを思う。

  • timeturner

    『戦火の三匹』の姉妹編。地下鉄駅への避難、室内防空壕、犬を使ってのペット救助など、戦時下のロンドンが描かれている。ナルパックの活動はとても興味深いが、軍用犬訓練を奨励している点にはもやもやする。サブキャラ猫のシバが崇高。

  • 林芳

    第一次大戦を扱っている「アンの娘リラ」を思い出しました。銃後で生きている人々。前線に行った家族を身を切られるほどの心配をしながら、日常を勇敢さと笑顔で過ごす努力をするこの人々。健全さ、善良さであるがゆえに、戦争のむごさを実感させられます。

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