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ネットワークパワー日本の台頭 「失われた30年」論を超えて

ミレヤ・ソリース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296119851
ISBN 10 : 4296119850
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

連結性戦略を軸とする経済的影響力や外交。日本が発揮する新たなリーダーシップの背景と意義を米国の日本研究の大家が明らかにする。

【著者紹介】
ミレヤ・ソリース : ブルッキングス研究所東アジア政策研究センター所長、フィリップ・ナイト日本研究チェア、外交政策上級フェロー。日本の対外経済政策、国際貿易政策、米国のアジアにおけるエコノミック・ステートクラフトの研究を専門とする。主な著書に、2018年に第34回大平正芳記念賞を受賞した『Dilemmas of a Trading Nation』(2017年。邦訳『貿易国家のジレンマ』日本経済新聞出版)がある

上原裕美子 : 翻訳者。主な訳書に、カイケル・J・グリーン『安倍晋三と日本の大戦略』、リチャード・ハース『The World(ザ・ワールド)』、ファリード・ザカリア『パンデミック後の世界 10の教訓』(以上、日本経済新聞社など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • gokuri

    米国研究者が、近年の日本の経済・外交を分析し、今後の世界の中での日本のネットワークの進化を評価する。 戦後日本歴史の外観と、「失われた30年」における国内政治状況、経済的政策、そして防衛・外交政策の経過を綿密につたえおり、バブル崩壊、震災、パンデミックなどを経ても、なんとか国内治安・民主主義を維持し、ポピュリズムや国粋主義に惑わされることなく過ごしてきたことを冷静に分析している。その中で安倍政権の外交成果を高く評価していることにやや驚きつつ、今後その延長線上で防衛・外交を進めるしかないと感じる。

  • バルジ

    「失われた30年」に代表される日本衰退論を知日派の研究者がバランスよく反論しむしろ混迷する世界の中で「スマートパワー」としての日本の姿を論ずる。当然ながら本書は日本を無批判に肯定するものではない。拡大する格差に政治的無関心、急激な労働人口減少に対する無策など批判的に論ずる部分は多々ある。しかしながらエコノミックステイトクラフトを駆使し、グローバル化の逆流の中で世界を繋ぎ「ネットワーク」として関係分野の政策的な地平を拡大した日本を本書は高く評価する。限られた国力をいかに「賢明」に用いるか今後も目が離せない。

  • Hiroki Nishizumi

    問題も多いが、それなりに進むとの見込み。まぁ確かに極端な変化は望んでいないし、そのようにはならないと思う。

  • 暇さえあれば

    バブル崩壊後の日本は、世界の中で小さな存在なんじゃないかと思っていたが、東アジアを中心に、国際社会の中を苦労しながら進んでいるという印象を受けた。

  • Ttyhys

    日本のリーダーシップ 第一:ポピュリズムの波にのまれない 第二:政治指導者の意思決定力が強化された 第三:ネットワーク外交戦略を駆使している 第四:地政学的不確実性が深まる時代のリベラルな国際システム維持という点での日本のリーダーシップ

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