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日本最後のシャーマンたち

ミュリエル・ジョリヴェ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794226266
ISBN 10 : 4794226268
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

半世紀にわたり日本に在住するベルギー生まれの日本学者が、不可思議な世界の人々との交流を綴ったユニークな記録。東北、沖縄、北海道、そして東京―。さまざまな文化的背景を背負うシャーマンを訪ね歩き、肉声を多数採録した貴重なドキュメント!

目次 : 第1部 イタコ(東北のイタコ/ 盲目の女性たちの悲しい運命 ほか)/ 第2部 沖縄(霊魂「商売」/ 新納和文さん、ユタ(五一歳) ほか)/ 第3部 東京ほか(鶴見明世さん/ マリア―魂の傷を治す ほか)/ 第4部 北海道(アシリ・レラ―平取のアイヌのシャーマン)/ 結論 最後のシャーマンを称えて

【著者紹介】
ミュリエル・ジョリヴェ : ベルギー生まれの日本学者、1973年から日本在住。早稲田大学と東京大学で社会学を勉強、東洋学博士。上智大学外国学部フランス語学科の教授を34年間務めたあと、2017年から名誉教授。日本社会に関する著書多数

鳥取絹子 : 翻訳家、ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koichiro Minematsu

    図書館本。 人の生に奇跡を起こすのが、本来のシャーマンに期待されたこと。シャーマンと言われる方は地元の吉野ヶ里遺跡がある卑弥呼伝承でしかイメージはできませんが、その人となりに触れられました。

  • MASA123

    恐山の「イタコ」は継承者がないので消滅寸前で、沖縄や奄美諸島の「ユタ」はしばらくは生き延びるそうだ。「もどかしいほど静かなオルゴール店(瀧羽 麻子)」に登場する「島のババ様」がユタだと思われるが、小説には描かれていない 現実が本書から読み取れた。イタコもユタも、壮絶な人生なのです。 著者は日本研究の外国人女性学者ですが、冷静な視点で日本独自の世界を、精緻なスケッチ画のように記録しているのです。真摯に丁寧に日本の伝承話をまとめた小泉八雲のようだなと思いましたね。

  • ozapin

    ジョリヴェさんはフェミニストの研究家かと思っていたが、このシャーマンたちの取材はすごい。明治政府が魔女狩りのような呪術者追放運動をしていたことなど全く知らなかった。多神教ですべてのものを神様として崇める日本は、欧米人よりもホリスティックであったはずだが、その良さを失いつつあるようだ。この良さをうまく継承したい。

  • Hiroki Nishizumi

    やはり沖縄、周辺の離島の記述が興味深かった。俗世間にまみれた自分は十分理解出来ないが、今後も不思議な世界として見つめていきたい。

  • あおい

    図書館本。著者はシャーマンと一括りしているけど、イタコノロユタetc地域も北海道東北沖縄界隈、宗教と関係あったりなかったり、様々な視点でたくさんの方たちに取材されていて対象者がほぼ高齢で絶滅一途な職業?のようだ…”占い”も取材対象にはいっててTV(ブーム?)もあるから占いはまだ当分廃れないだろう、まぁそれも含め信じる信じないはあろうが、著者が日本人以外であると胡散臭さが薄れるのが実に興味深いw 参考文献も読んでみたいなぁと思うものが多々あるがはたして生きているうちに読みきれるだろうか…絶版もあるし…

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