ミヒャエル・h・カーター

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Ss先史遺産研究所アーネンエルベ ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術

ミヒャエル・h・カーター

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864718271
ISBN 10 : 486471827X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

学術と妄想が融合するとき“狂乱の科学”の暴走がはじまる!インドゲルマン先史学・ルーン文字・紋章学・北欧神話・チベット探検・宇宙氷説・人種論・遺伝学・ダウジングロッド・秘密兵器開発・強制収容所での凄惨な高空・低温医学実験…ナチス親衛隊(SS)によるアーリア帝国建設のシンクタンクとなった謎の巨大研究組織“アーネンエルベ”の全貌。

目次 : アーネンエルベ協会の創立1935年/ 初期アーネンエルベの学術研究1935‐1937年/ 拡張期のアーネンエルベ1937‐1939年/ 第2次世界大戦までの研究業績‐1939年9月/ 文化政策における警察機能/ ドイツ国境を越えた文化政策/ 戦時下の学術研究/ アーネンエルベの軍事研究/ 戦時中の文化政策の強制的同一化措置/ 危機/ 望んだものと現実

【著者紹介】
ミヒャエル・H.カーター : 1937年、ドイツのツィッタウ生まれ。ハイデルベルク大学で博士号取得後、トロントのヨーク大学で教鞭をとる。現在、ヨーク大学特別名誉教授(歴史学)、カナダ王立協会フェロー。文化的側面からのナチズム研究をおこない、国際的に高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    アーネンエルベの誕生から終焉までを研究した一冊。アーネンエルベは考古学や民俗学などの人文学を中心とした組織というイメージがあり、レーベンスボルン等と比べると地味なイメージがあったが、本書を読むとそれも最初のうちだけ、後期には軍事研究や人体実験も行っていたという事を知る。ただ本書はヒムラー、ジーファース、ヴェストという責任者三人を軸に綴られているのだが、ヒムラー以外は初めて聞く名でこちらの基礎知識が足りない分、読み辛い所も多々あり。しかしというか当然というか、意外と組織ガタガタだったのね、アーネンエルベ。

  • ノルノル

    ヒカルランドに貢献することにかなり逡巡したが、アーネンエルベ研究の筆頭たる本書が邦訳されるならば仕方あるまい。ナチ研究、偽史オカルト研究には必読。

  • ヨシツネ

    ヴォルフラムジーファース、ヴァルターヴュスト、ヒムラーが主人公。アーネンエルベとして知られておらず実態も不明な組織と構成員の内容。組織の立ち位置としては曖昧で発足人のヒムラーからも無視されがちで統率もされていない協調できない独立性の高さという三重苦の評価。まとめは、伝統的な「学問」の頑健性はたかだか数年のエセ科学になんか負けないっ!プリキュア!ということだった。ブルーノベーガーの人種論は人類学への理解の浅さが露呈した結果でもあるかもしれない

  • ぞだぐぁ

    辞書より厚い大著。よくフィクションのナチスのオカルトネタで使われるアーネンエルベの起こりから滅びるまでを書いた本。元々研究論文を元にしているらしく研究書って感じの文章。流し読みだったけど3日かかった。参考文献だけで170ページ以上ある。

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