ミシェル・ヴィノック

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クレマンソー

ミシェル・ヴィノック

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861829628
ISBN 10 : 4861829623
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

パリ・コミューンから政治を志し、議会の論戦では“虎”と恐れられた「ドレフュス事件」の闘士。第一次大戦、文民統制のもと戦時内閣を率いた「勝利おじさん」。民主主義と「ライシテ」(政教分離)の強力な擁護、第三共和制を体現した男。格差是正への強い意志、反植民地の主張と世界に開かれた個人主義者。同時代人たちを魅了し、画家クロード・モネの親友であり、日本美術を愛した“英雄的”政治家の多彩な生涯をフランス史の大家が余すところなく描き切る。本邦初の本格的評伝。フランスで権威あるオージュルデュイ賞受賞!

目次 : 恐るべき年に/ クレマンソー以前のクレマンソー/ 市議会から下院へ/ 恩赦をめぐる闘い/ 急進主義者/ 共和国のすべてを!/ 心優しい殺し屋/ ジュール・フェリーに抗して/ クレマンソー、ブーランジェを世に出す/ クレマンソー対ブーランジェ/ 猟犬の群れ/ 失墜/ 社会主義の精神/ 文筆家/ ドレフュス事件の開幕/ ドレフュス派/ 最後まで/ 復帰/ 一九〇五年/ 内務大臣/ 総理大臣/ 警察官のボス/ 権力の試練/ ポワンカレに抗して/ 「欲するか、それとも死するか」/ 言葉による戦争/ 陸軍大臣/ 「奴らを通すな」/ 勝利!/ 困難な和平/ クレマンソー退陣す/ 引退後の旅/ 「嗚呼、最愛の友よ」/ 最後の塹壕/ 結論―クレマンソー、左派とフランス

【著者紹介】
ミシェル・ヴィノック : 1937年パリ生まれ。歴史家。専門は近現代フランス政治史、政治思想史。パリ政治学院名誉教授。『知識人の時代』でメディシス・エッセー賞(1997年)、『ミッテラン』で仏上院歴史書賞(2016年)などを受賞

大嶋厚 : 1955年生まれ。翻訳者。上智大学大学院博士前期課程修了。元パリ日本文化会館副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    平時には凡人だが、非常時には彼がいなければ歴史が変わっていたとされたのが第一次大戦時のフランス首相クレマンソーだ。幾つもの政権を倒し政敵と厳しく対立してきた政界の風雲児は、ドイツに屈しない愛国心の象徴として「彼が必要だ」との思いが政治的立場の違いを超えて結集したのだ。政治家の本質が危機にこそ問われるのならば、クレマンソーを得たフランス国民は幸いだった。しかし戦後はヴェルサイユ条約を推進し、第二次大戦への道を開いたのも事実だ。侵略者ロシアと戦うウクライナのゼレンスキー大統領は、第二のクレマンソーとなるのか。

  • Jampoo

    共和国フランスの理想を胸に、生涯戦い続けた政治家クレマンソーの伝記。その軌跡は正に近代フランスの歴史そのものである。 「社会主義急進派」として所得税の導入や福祉政策を求め、右翼や穏健左派と対決したクレマンソーがやがて革命的社会主義者により左から攻撃される。「社会主義」という物が自分の認識よりも幅のある概念だと知れた。 神も暴力も英雄も徹底的に否定し、あまねく人々の為の政治を求める思想は現代人からしても共感できる。

  • takao

    フランスの政治家

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