Product Details
ISBN 10 : 4062585022
Content Description
東欧発祥で、十二世紀、南仏ラングドックで大展開した宗教運動=カタリ派。二元論的であり、現世を悪とするグノーシス的とされるその教義には、謎が多い。カタリ派の誕生・発展から異端審問・迫害・殲滅にいたる三世紀の歴史―アルビ地方で展開された、もうひとつのおぞましい十字軍とカペー朝フランス王国によるラングドック併合が同時進行したのである。知られざる異端の経験した驚愕の歴史を明らかにする、カタリ派研究の第一人者による最良・決定版の訳書。
目次 : 第1部 二元論的異端の勃興(ボゴミル派からカタリ派へ/ カタリ派社会とその教会/ イノケンティウス三世―前代未聞の十字軍)/ 第2部 十字軍(シモン・ド・モンフォールあるいは電撃戦争/ 城争奪戦/ トゥールーズの孤立 ほか)/ 第3部 異端審問(異端審問の誕生/ 迫害と抵抗/ アヴィニョネの大虐殺 ほか)
【著者紹介】
ミシェル・ロクベール : 1928年8月7日、フランス・ボルドー生まれ。ミシェル=モンテーニュ高校を卒業、学士号(哲学)を取得、六年間教職に就く。『南仏日報』で、芸術欄を担当。中世オック地方の歴史と文化研究の専門家。カタリ派研究協会の名誉会長
武藤剛史 : 1948年生まれ。京都大学大学院博士課程中退。フランス文学専攻。現在、共立女子大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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塩崎ツトム
読了日:2025/11/23
MUNEKAZ
読了日:2024/10/28
はる
読了日:2023/03/02
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読了日:2022/04/24
カケル
読了日:2020/12/19
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