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ISBN 10 : 4480089918
Content Description
第1巻「狂気・理性」では、西欧の理性がいかに狂気を切りわけてきたかという最初期の問題系に焦点をあて、『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』に結実した“心理学者”としての顔に迫る。処女論文「ビンスワンガー『夢と実存』への序論」、「『狂気の歴史』初版への序」の他、最初の日本訪問時における講演・鼎談などを収録。
目次 : ビンスワンガー『夢と実存』への序論/ 心理学の歴史 1850‐1950/ 科学研究と心理学/ 『狂気の歴史』初版への序/ 狂気は社会のなかでしか存在しない/ ルソーの『対話』への序文/ 父の“否”/ 狂気、作品の不在/ 哲学と心理学/ 宗教的逸脱と医学/ 十七世紀の医師、裁判官、魔法使い/ 文学・狂気・社会/ 狂気と社会
【著者紹介】
ミシェル・フーコー : 1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没
小林康夫 : 1950年生まれ。東京大学教授
石田英敬 : 1953年生まれ。東京大学教授
松浦寿輝 : 1954年生まれ。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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