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ISBN 10 : 4480089942
Content Description
五月革命以後の日々の中で、フーコーも急速に政治的活動を活発化させる。それに伴い、フーコーの仕事を貫く主題として「権力」の問題が前面に押しだされてきた。権力は「知」と共謀しながら、いかに規律社会に張り巡らされ、いかに作動してきたのか。コレクション第4巻「権力・監禁」は、政治参加の端緒のひとつ「監獄情報グループ」の宣言書、ドゥルーズとの対話「知識人と権力」ほか、『監視と処罰―監獄の誕生』を軸とした、人間矯正のテクノロジーへの批判の数々を収録する。
目次 : GIP(監獄情報グループ)の宣言書/ 監獄についての調査、沈黙の鉄格子を打ち破ろう/ 歴史への回帰/ 大がかりな収監/ 知識人と権力/ 人民裁判について―マオイスト(毛沢東主義者)たちとの討論/ 監獄的監禁について/ 狂人の家/ 監獄についての対談―本とその方法/ ミシェル・フーコー―哲学者の回答/ 地理学に関するミシェル・フーコーへの質問/ 医学の危機あるいは反医学の危機?/ ソ連およびその他の地域における罪と罰/ 真理と権力/ 権力の眼/ 権力と知
【著者紹介】
ミシェル・フーコー : 1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没
小林康夫 : 1950年生まれ。東京大学教授
石田英敬 : 1953年生まれ。東京大学教授
松浦寿輝 : 1954年生まれ。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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