ミシェル・エイクム・ド・モンテーニュ

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モンテーニュ エセー抄 新装版

ミシェル・エイクム・ド・モンテーニュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622086550
ISBN 10 : 4622086557
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

モンテーニュは、自分をはじめて見つめた人、人間が生きるための心志を鼓舞してくれる人である。「年齢について」「後悔について」「経験について」など、“エッセイ”というジャンルの水源たる古典の精髄を、読みやすく面白い画期的な新訳で。

目次 : 悲しみについて/ われわれの幸福は、死後でなければ判断してはならない/ 一方の得が、他方の損になる/ みずからの名声は人に分配しないこと/ 匂いについて/ 年齢について/ さまざまの書物について/ われわれはなにも純粋には味わわない/ なにごとにも季節がある/ 後悔について/ 経験について

【著者紹介】
ミシェル・ド・モンテーニュ : 1533‐92。1533年2月28日フランスのボルドーに近いモンテーニュの城館で生まれる。幼時よりラテン語で教育をうけ、大学で研鑚をつんでから、24歳でボルドー高等法院の裁判官となった。32歳で結婚、38歳の誕生日に引退の辞を書斎にきざみこみ、以後は農園経営のかたわら、読書と思索に身をささげる。折々に書きとめた覚え書きを80年に『エセー』二巻として自費出版。翌年にかけてドイツからイタリアにかけて旅行するが、ボルドー市長に選出され帰郷。1592年9月13日に没す

宮下志朗 : 1947年、東京生まれ。東京大学名誉教授。放送大学教養学部教授。1990年『本の都市リヨン』(晶文社)で大佛次郎賞受賞。ラブレー、モンテーニュからゾラ、バルザック、都市論まで、幅広くフランスの文学と文化を扱っている。ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(全5巻、ちくま文庫)の訳業により、2013年度の読売文学賞(研究・翻訳部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • AKI

    定期的に読み返したい本

  • グッチ

    注釈も面白い。イタリア語では悪意と悲しみは同じ語。ファシズムの語源は束の意味。セネカや古代の故事、ルグレティウスから多数引用。キケロ、アウグスティヌス。ウェルギリウス、ホラティウス、キケロ、プルタルコス。本を読んだ後に読後感と日付を書くことで忘却をふせぐ。セネカはネロの教育、プルタルコスはトラヤヌスの教育(伝説)。悲しみの中には幾分か快楽がまじっている。悲しみのなかには心地よい甘さがある。真実を求めて、あらゆる状況や結果までかかえこむ人は、選ぶことができなくなる。平均的な知性ならば、実行に移せる。

  • Masaki Iguchi

    中庸、率直、という感じ。バランス感覚が優れている人だな、と思う。いずれ全文も読みたい。

  • きひら

    わたしの形而上学というモンテーニュの思想について、エクリチュールのもつ可能性を中心に論じました。http://blog.livedoor.jp/humeanstudent/archives/23598173.html

  • dexter4620

    モンテーニュの『エセー』抄訳。フランス文化に詳しい訳者が、長い『エセー』の本文からポイントを抽出。原書は読了に時間がかかるため、こうした本はありがたい。横浜の個人書店で偶然見つけ購入。

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