ミキータ・ブロットマン

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刑務所の読書クラブ 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら

ミキータ・ブロットマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562054657
ISBN 10 : 4562054654
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 闇の奥/ 第2章 書記バートルビー―ウォール街の物語/ 第3章 くそったれ!少年時代/ 第4章 ジャンキー/ 第5章 オン・ザ・ヤード/ 第6章 マクベス/ 第7章 ジキル博士とハイド氏/ 第8章 黒猫/ 第9章 変身/ 第10章 ロリータ

【著者紹介】
ミキータ・ブロットマン : オックスフォード大学卒の文学研究者、作家、精神分析学者。ボルティモアにあるメリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アートの人文学科教授。メリーランド州ボルティモア在住

川添節子 : 翻訳家。慶應義塾大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    40代の女性大学教授が行う刑務所読書会。彼女はイギリスの学級崩壊した地域で育ち、親はフリーセックス提唱者。兄弟もろくに学校も行かず、性格保護暮らし。彼女だけが子供の頃から逃避で本を読み、奨学金でオックスフォードに行き、ボルチモアの大学教授となる。子供なし。パートナーや動物と暮らす。彼女は10人ほどの受刑者難解な本を与えるが、それは彼女の好みだから。ある種の満足を得られる活動も、抱いた印象はやがて裏切られる。子育ての過程で子供から受ける失望に似ている気がした。いい子だと思うことは押しつけだ。以下コメントへ。

  • ケイ

    未読の二作を読んだので再読。『くそったれ少年時代』ブコウスキー・自ら本に価値を見出した少年が、性について徐々に知り、感じたままに述べ、しかし読みやすく心も打つ。受刑者は気に入っただろう。終身刑で一人を好むチャールズがラインを引いた箇所は、本を読みすぎて何になる?としばしば自問する私にとってもホッとする文章だった「切れ味の鋭い言葉は、読者の心を踊らさずにはおかない。彼の作品を読み、その魔術にすっかり心を預けてしまえば、自分の身に何が起ころうと苦痛を少しも感じることなく希望を持って生きていくことが出来た」

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    文学によって人生が変わった文学教授が刑務所で読書クラブを開いた。その結果は・・・。まあ、本によって救われる者もいれば、別の対象に救われる者もいる訳で。「本の感想を通す事で自己の壁を緩め、自分自身や歩んできた人生を語る」という部分は自分や読書メーターの読書人さん達を重ねて共感しました。ただ、作者の「上から目線」や「自分以外の読み方へのちょっとした不寛容さ」が気になってしまい、読みながら引っかかる所もありました。そして一番、魅力的な筈の生徒達が本の感想を通して語るヒストリーが結構、スルーされているのにも違和感

  • マエダ

    どこかでみたようなタイトルだが読書クラブ系はやはり読んでしまう。著者の語りや選書の順番が囚人をなめているように感じてしまい少し不快。

  • フユコ

    刑務所の中にいる人達が読んだ本の感想を言う中で、彼等の価値観を通して話が聞けるところがすごくよかった。 本の感想は読んだ個人それぞれが生きてきた過程によって感想は変わるものだから、それを強く思い出せた。 色んな感想を持つ人達がいること、自分が好きな古典、興味を向けるべき方向に一緒に向かないということにムカついた時の著者は子供っぽいと思った。 相手が勉強してこなかったからだ、と理由をそこだけに決めつけている姿勢は教授としては・・もっと頑張れと思った。

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