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世界の果てのビートルズ Crest Books

ミカエル ニエミ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105900526
ISBN 10 : 4105900528
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

笑えるほど最果ての村で僕は育った。10代の入口でビートルズを知り、ベニヤ板のギターをかきならし、セックスに目覚め、大人の世界を覗き見たあの頃。スウェーデン発のベストセラー傑作長篇。

【著者紹介】
ミカエル ニエミ : 1959年、スウェーデン最北部、フィンランドとの国境に近い北極圏のパヤラ村で生まれる。15歳で創作を志す。工学を学んだのち、教師、青少年カウンセラー、出版社でのアルバイトなどさまざまな職を経て、1988年に初の詩集を出版。その後も詩集、戯曲、児童書、ノンフィクションなどを発表。自伝的長篇小説である『世界の果てのビートルズ』は、人口900万のスウェーデンで75万部の驚異的ベストセラーとなり、世界20カ国以上で翻訳。映画化もされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    1960年代 スウェーデンの北の果ての村で 育った少年たちの物語である。 ロックに目覚める 少年たちの青春が 叙情的に描かれる。 マッティが親友ニイラとともに 過ごした 日々が 著者の宝物なのだろう… ひどく ノスタルジックな雰囲気が ビートルズの音楽とともに 心地良い。

  • しゅう

    読みながら、既視感にとらわれて、それが何であったのか、はたと思い至る。中上健次氏の『千年の愉楽』である。片やスウェーデン北端の地パヤラ村、片や紀州南端の地熊野を舞台にしている。それぞれがマジックリアリズムの手法を取り入れて神話的に描いている(マジックリアリズムに関してはニエミ自身は否定しているらしい)。そしてエピソードの数々が凄い。ニイラの祖母の幽霊の話、サウナでの我慢比べ、ネズミ捕りのバイトの話、どれをとっても強烈なインパクトを残す。素晴らしい書籍に出会えてよかった。お気に入りの一冊。

  • metoo

    削りたての鉛筆のようにトキトキで青臭くて折れやすいスウェーデンの男の子たちの思春期の話。世界の果てのビートルズ。でも、ビートルズの話ではない。けど、間違いなく世界の果て、そして、スウェーデンの北端。こんな北端の村出身の著者だからこそ、生き生きとハチャメチャでユーモラスに綴られる。ヘッタクソなロック、覚えたての酒、そしてズボンを膨らまし爆発させるエナジー。愚かしい若さの積み木は何度崩しても決して時間の無駄ではない。

  • 優希

    スウェーデンの北の果てで、ロックンロールの音楽が奏でられているようでした。下手なロックでも無茶苦茶格好良いです。

  • キムチ

    私と同じ時間を生きたのかな。舞台となるスウェーデンの自然あふれる(というと綺麗事。実際は刺激的な事は何もない、眠ったようなコミュニティ)時を過ごしたメモワール。身内〜特に爺ちゃんの存在感愉しい。こねや○○を最後に僕の✕は終わったというフレーズが多いのは青春グラフティー的に歌い上げたかった筆者の想いか。BGMはビートルズ。この時間に生きた人なら色々な♬が脳裏を走り出す。ん?と感じた一箇所〜神と死と人生の意味なんて若くて傷つきやすい心には極めて危険な問題〜何よりも危険なのは読書、特に小説だ…

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