マーヴィン・L.ミンスキー

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ミンスキ-博士の脳の探検 常識・感情・自己とは

マーヴィン・L.ミンスキー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784320122376
ISBN 10 : 4320122372
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人工知能分野の巨人、マーヴィン・ミンスキーが「心とは脳の活動を為すものである」という概念を、彼の50年間の研究の集大成としてまとめた手引書。各分野の専門家や、人工知能分野を学ぶ人に役立つ1冊。

【著者紹介】
マーヴィン・ミンスキー : マサチューセッツ工科大学(MIT)メディア・アート&サイエンスの東芝プロフェッサーであり、電子工学およびコンピュータ科学の教授。コンピュータ・グラフィックス、知識と意味論、マシン・ビジョン、およびマシン・ラーニングの分野に多大な貢献をし、宇宙探索に関する技術にも情熱を注いだ。1990年日本国際賞を受賞。触覚センサー、視覚スキャナーと、ソフトウェアおよびインタフェースを用いてロボットハンドを開発し、1951年世界初のニューラル・ネットワーク学習マシンを開発

竹林洋一 : 1974年慶應義塾大学工学部卒業。1980年東北大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。1981年東芝総合研究所研究員。1985年マサチューセッツ工科大学メディア研究所客員研究員。2000年東芝研究開発センター知識メディアラボラトリー技監。2002年静岡大学情報学部教授。2003年デジタルセンセーション株式会社会長兼務。2006年静岡大学創造科学技術大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • roughfractus02

    原題はThe Emotion Machine。人間を複雑なマシンとする設定は考えることを考え、学習することを学習するという階層を計算機科学から検討する道を開く。著者は本能、学習、熟考、内省の階層を上り、自意識に関する感情という層に達するフロイトの心の階層にその類似を認める。一方、著者が心をセレクター(「選択家」)によって、問題に応じた思考路(プログラム)を切り替えつつ階層を上り下りすると考える際、心のどのレベルにも思考素(前著の最小単位「エージェント」)を選択する構造の存在を認める点は、フロイトと異なる。

  • エジー@中小企業診断士

    脳は5億年にわたる変異の“想像を絶する長い歴史”を経て淘汰された複雑なマシンである。脳は非常に多くの《思考素》から構成され、数百もの異なる思考素群を持つ。感情とは特定の思考素群のスイッチをON、別の思考素群のスイッチをOFFにした結果。インプリマによる愛着学習、心的活動の6階層モデル、様々な自己モデルの構築による思考路の切り替え、批評家と呼ぶべき思考素(訂正者、抑制者、検閲者)による状況のタイプ認識と対応する思考素集合の活性化。意識とは多種多様な心的活動プロセスに用いる“スーツケース”のような言葉である。

  • nchiba

    うーん。難解だったなあ。というか僕には少し読みにくい文章だった。感情とか心と脳はまだ繋がっていないのだな。いつかまた挑戦してみよう。

  • egu

    この本は人間の脳の思考や発想力などは果たして機械・コンピューターの最先端テクノロジーで再現可能かどうか脳の活動や本当に些細な思考についてあれこれと書かれている普段何気ない行動にも複雑な活動が活発に行われてることを改めて気づかされてしまった。少々難解な点や翻訳の関係上哲学的な部分にもふれていて面白いです。

  • あんみつの人

    冒頭にも示されているとおり、これは単なる人工知能分野の専門書ではなく心理学分野にも広く応用できるような画期的なアイデアが詰まった本だ。この本を読むうえでは、「機械でひとの心(脳)は再現できる」「脳は省エネのためにこんな機能を発達させている」、この2点を押さえれば随分と理解が楽になるだろう。辛辣なことを言うようだが、翻訳が少々残念で痛恨の誤訳が相当数あるため、きちんとこの本の内容を理解したい場合は原典を読む必要がある。

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