マーティン・ファクラー

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吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール

マーティン・ファクラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575315820
ISBN 10 : 4575315826
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

権力を監視する「番犬」たる記者はなぜ戦えなくなったのか?菅新政権誕生で官邸による“メディア支配”はさらに強く、賢く進化する―

目次 : 第1章 コロナ・ショックと安倍政権の迷走/ 第2章 トランプ大統領vsメディアの攻防戦/ 第3章 安倍政権のメディア・コントロール/ 第4章 メディアの自壊/ 第5章 ネット右翼と安倍政権/ 第6章 権力vs調査報道/ 第7章 失われる自由/ 第8章 不確かな未来

【著者紹介】
マーティン・ファクラー : 1966年、アメリカ合衆国アイオワ州出身、。ダートマス大学卒業後の91年、東京大学大学院に留学。帰国後、イリノイ大学でジャーナリズムの修士号、カリフォルニア大学バークレー校でも歴史学の修士号を取得。96年からブルームバーグ東京支局、AP通信社ニューヨーク本社、同東京支局、同北京支局で記者経験を重ね、同上海支局長となる。その後、ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局を経て05年、ニューヨーク・タイムズ東京支局の記者となり、09年2月から15年7月まで同東京支局長を務めた。一般社団法人日本再建イニシアティブの主任研究員を経て、現在もジャーナリストとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    虚実の情報が氾濫する時代だが、NYタイムズ元東京支局長の著者の指摘は、極めて納得感がある。メディアが権力のチェック機能を果たせていない日本の現状を、民主主義の危機だと警告。政権によるメディア・コントロール以上に、メディアが連帯してそれに反発しない状況が問題だと言う。各社の縄張り意識を捨て「ジャーナリズム」という一点で団結しなければ、政権の思う壺じゃないかと。日本学術会議の任命事件の時、私は、唯々諾々と受令した99人の方が気になった。政権からの不当な圧力に連帯して抵抗しないのは、学者もメディアも同じなのか。

  • 竹園和明

    吉田拓郎の「アジアの片隅で」という曲に“闇で動いたカネを新聞が書き立てるだろう”という歌詞がある。かつて新聞は政治の不正を糺す為の重要な役目を担っていた。しかし第二次安倍政権以降、大手新聞は官邸に阿り肝心な問題を殆ど報道しなくなってしまった。またTV局のお偉方が首相と仲睦まじく食事する一方で、政府に批判的なコメンテーターを降板させる事態が続いた。放送法を盾に圧力をかける政権と自ら擦り寄る報道機関。この関係がどういった事態を招くかは推して知るべしだろう。矜持を失った吠えない犬に、何の価値があるのだろうか。

  • Isamash

    2009〜2015ニュヨークタイムズ東京支局長だったマーティン・ファクラー2020年発行著書。著者の主張は至極まともだと思ってしまう。ただ従軍慰安婦の捏造事件で他社新聞がこぞって朝日を攻め立てたことへの驚きには、こちらも驚かされた。右寄りのFOXであろうとリベラルなCNNであろうとメディアへの権力介入には当然ながら協力して戦うとのこと。米政府の機密漏洩へのメディアへの圧力の掛け方の凄まじさも知らなかった。日本政府はまだ大したことがないらしい。それでも易々と手なづけられてしまう新聞社に危機意識を持っている様

  • こも 旧柏バカ一代

    いやはや、進んでると思ったアメリカのジャーナリズムも受け取る側を操作すると、ここまで質が下がるのか。。それでも権力者への番犬として吠える事は忘れてない。それに比べて日本は、、番犬ですら無い。躾が良く寄り添って全く吠えない。。。盲導犬か?

  • Matoka

    おもしろかった。日本の主要新聞の立ち位置を全く理解できていなかったしそれどころか誤ったイメージを持ってたことに気付かされた。勉強になりました。

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