マーティン・バナール

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『黒いアテナ』批判に答える 上

マーティン・バナール

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894348639
ISBN 10 : 4894348632
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ギリシア文明がエジプト・フェニキア等アフロ・アジアから大きな影響を受けて発展したことを、文書的・言語学的・考古学的に示した『黒いアテナ』(全3巻)。近代の人種差別的・過剰な科学主義的“アーリア・モデル”によって駆逐された考えを復活・発展させたこの問題作は、激しい批判を受けた。著者バナールが、その批判が不適当だと逐一論駁した、論争の書。

目次 : 第1部 エジプト学(私たちは公正であり得るか―ジョン・ベインズに答える/ ギリシアはヌビアではない―デイヴィッド・オコーナーに答える)/ 第2部 古典学(ギリシア史を書く資格はだれにあるか―ロレンス・A・トリトルに答える/ 死のエジプト様式はどのようにギリシアに到達したか―エミリー・ヴァミュールに答える/ 単なる錯覚か―イーディス・ホールに答える)/ 第3部 言語学(音法則に例外なしはすべてに優越する―ジェイ・H・ジェイサノフとアラン・ヌスバウムに答える)/ 第4部 歴史記述(正確さおよび/または首尾一貫性か―ロバート・ノートン、ロバート・パルター、ジョシネ・ブロックに答える/ 情熱と政治―ガイ・ロジャーズに答える/ イギリスの功利主義、帝国主義、“古代モデル”の没落)

【著者紹介】
マーティン・バナール : 1937年ロンドン生。歴史学者。コーネル大学名誉教授。ケンブリッジ大学キングズ・カレッジ卒業。コーネル大学政治学部正教授を2001年に退職

金井和子 : 1945年愛知県生。東京教育大学大学院文学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    「黒いアテナ」批判に対する回答。政治的メッセージとする批判があることにちょっと驚く。 民主主義の根幹はギリシアにあり、それがエジブトからの影響を受けているという仮説自体が受け入れがたいらしい。

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