マーティン・エドワーズ

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探偵小説の黄金時代

マーティン・エドワーズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336063007
ISBN 10 : 4336063001
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1930年、チェスタトンを会長とし、セイヤーズ、クリスティー、バークリーら錚々たる顔ぶれが集まり、探偵作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉が発足した。英国探偵小説黄金時代そのものと言っていい同クラブの歴史と作家たちの交流、フェアプレイの遵守を誓う入会儀式の詳細、リレー長篇出版などの活動、興味津々のゴシップまで、豊富なエピソードによって生き生きと描き出し、MWA賞(研究・評伝部門)を受賞した話題作。図版多数の一大人物図鑑。

【著者紹介】
マーティン・エドワーズ : イギリスのミステリ作家・評論家。1955年生まれ。“湖水地方ミステリ”シリーズなど約二十冊の長編、五十編以上の短編を発表。多数のアンソロジーを編纂、“ブリティッシュ・ライブラリー・クライム・クラシックス”叢書の監修、ディテクション・クラブと英国推理作家協会の公文書保管役も務める。現在、ディテクション・クラブ会長および英国推理作家協会会長。『探偵小説の黄金時代』(2015)でアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞

森英俊 : 1958年、東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業。ミステリ評論・翻訳家。主な編著書に『世界ミステリ作家事典/本格派篇』(国書刊行会。日本推理作家協会賞受賞)などがある

白須清美 : 1969年、山梨県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 本木英朗

    「英国ミステリの巨匠たちの秘密」を暴く、というエピソードも出てくるこの作品である。作者はもちろん、M・エドワーズだ。俺は初めて読んだが、どれもこれも超面白かった!の一言だろう。クリスティー、セイヤーズ、バークリーら、綺羅星の如き才能が集まった〈探偵小説の黄金時代〉は、やはり本当に凄かったのよねえ。大満足でありました。さらに、森英俊・白須清美という訳者もお忘れなく。これはもう、世界中に教えてあげたいよねえ。またいつか読みたい一冊である。

  • グラコロ

    第一次二次大戦間に黄金期を迎えた犯罪小説家たちの交流の場ディテクション・クラブ。暗闇で行われる入会の儀式には頭蓋骨のエリックが必ず立ち会う。大真面目に仰々しくエキセントリック。会員たちはビッグネーム揃い。チェスタトンにセイヤーズにクリスティにバークリーにクロフツにディクスン・カー+その他大勢。彼らの作品の背景や裏話や人間性が詳らかにされている。たっぷりと。あまりの注釈の多さにげんなりするけど。

  • ばんだねいっぺい

    歌は世につれというが、推理小説も当時の風俗と寄り添うものだと認識を確認した。セイヤーズなんて読んだことがない。読まなければ。

  • timeturner

    堪能した〜。ディテクション・クラブの歴史、作家達の公私にわたるエピソード、代表作、当時の世相がなめらかに継ぎ合わされ面白い読み物になっている。なめらかすぎて事実と小説の区別がつかなくなりそう。綿密な調査の跡をひけらかさず、作家と作品への愛と敬意を前面に掲げているのもいい。

  • スターライト

    英国探偵作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉の創立前夜から第二次世界大戦までのクラブの歩みを、各作家の作品や作家の交流、はては私生活も織り込んで辿った書。登場する作家と作品には読書意欲がそそられるが、そこに秘められたエピソードを読むとさらに気持ちも高まる。作品でしか知らない探偵小説の大家も、私生活では人に言えない悩みや困難を抱え、仲間であるはずの探偵作家に対してさえ嫉妬や恨みを持つなど私たちと等身大の人間として浮き彫りにされている。ゴシップに流れるきらいはあるが、単なる歴史書にとどまらない魅力がある。

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