マーチン・フォン・クレフェルト

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戦闘力 なぜドイツ陸軍は最強なのか 独米比較軍事組織研究

マーチン・フォン・クレフェルト

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296113583
ISBN 10 : 4296113585
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ドイツ軍の強さは柔軟な組織にあり、アメリカ軍はマニュアル重視の硬直的な組織だった――。両軍を比較し強さの秘密を徹底分析。

【著者紹介】
マーチン・ファン・クレフェルト : ヘブライ大学名誉教授。ヘブライ大学歴史学部卒業。ロンドン大学政治経済学院(LSE)博士課程修了(Ph.D.)。専門は戦略研究、軍事史

塚本勝也 : 防衛省防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室長。筑波大学卒業。青山学院大学大学院を経て、フルブライト奨学生としてタフツ大学フレッチャー法律外交大学院留学。同修士、博士課程修了(Ph.D.)。2018〜2019年、ダートマス大学米国外交政策・国際安全保障フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • MUNEKAZ

    第二次大戦時のドイツ陸軍とアメリカ陸軍を比較することで、独軍の強さの要因に迫った一冊。ドイツが「戦う」ために特化した組織作りをしていたのに対し、アメリカは兵士を「管理」する姿勢であったのは興味深い。アメリカ流の数理モデルを使った合理的な管理が、戦争という異常事態で機能不全を起こす様はもはやコメディ。知的能力で合理的に任務を割り振った結果、後方勤務にばかり優秀な人材が集まり、前線からクレームがくる始末。ただ最終的に勝ったのはアメリカであり、「戦闘力」だけが戦争に勝利する絶対的な条件ではないことも確かである。

  • nizi

    なんだこのだせえ副題はと思ったが、クレフェルトの著作なので買ってしまった。WW2のドイツ国防軍と米軍を比較して違いを数値化し、戦闘能力にどのような影響があったかを論じた内容。原著は1981年刊行なので恐らくは最新の研究に当たってないと思われるが、十分読み応えがある。興味深かったのは、独軍が軍法会議で死刑を下し、執行した数。12000弱いるんだけど、多いのか少ないのか。あと武装SSは無いんですか(空軍野戦師団は含まれているっぽい)。

  • 八八

    『補給戦』で有名なクレフェルトの古典的著作の邦訳である。タイトルにあるように、本著は、第二次世界大戦においてドイツ陸軍が、開戦から、苦境に陥った最後まで、強固な戦闘力を発揮できたのかについて、アメリカ陸軍との比較を通しながら、いくつかの観点より分析する。80年代の著作であるが、後継の研究であるムート『コマンド・カルチャー』において、現在では間違いも散見されるが、批判に耐えうる著作であると評価されており、一読の価値はあるだろう。更に理解を進めるならば、上述の『コマンド・カルチャー』を併せて読むことを勧める。

  • Go Extreme

    規律と団結力と死をも厭わない気構え 速度と部隊間の緊密な調整 勝利への意思 自らの判断による行動 強固かつ柔軟な部隊構造 事前と事後のバランス 強力な専門家集団 社会的な偶像 精神の貴族への転換 戦争の重圧に相当するストレス 人間で分散化 非人間的で中央集権的 部下の申し立て支援 日常の困難が兵員の重荷 補充所症候群 実践的知識の伝達 戦闘力維持の困難さ 戦うことが主要機能 地域性による結束確保 決定的地点での戦力集中 主導権を末端レベルまで付与 戦争を予測不可能なものと捉える姿勢 明確な意図に基づく指揮

  • 吉田よしこ

    ★★★★☆

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